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765.あなたの感情をぶつけるだけでは、何も伝わらない!

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M&Rの坂山一哉です。

先日、ある企業の営業マンと知り合いました。
お歳は30歳、お話を聞いていても、バリバリ仕事をしているのが伝わってきます。
お仕事が楽しくて仕方がない!って感じでしょうか?
若いうちはそれで良いかもしれませんね。

その後も何度かお会いする機会があり、色々とお話をさせていただいているですが、ちょっと気になることがあったのです。

何かというと、
リーダーにもなった彼、チームのメンバーに色々と仕事も伝えたりもします。
その伝え方ですが、
メンバーとは厳しく接するべきだ。
何かを伝える時も毅然とした態度で伝えるべきだ。
少し怖がらせるようなことも必要だというのです。

厳しく接するのは悪いことではないでしょう。
でも全てにおいて必要か?
と尋ねたところ、
答えは「はい」でした。

なぜそう思うのか?
舐められては困る。
上司からも厳しく接するようにと言われている。
などと言うのです。

そこで私は次のように尋ねてみたのです。
「厳しく接しなかったら、あなたの意図は伝わらないのか?」と。

さらに
「厳しく接しようが、優しく接しようが、大事なことはメンバーに話の内容がちゃんと伝わり、そして実行してくれることではないのか?」とも付け加えました。

すると彼は次のように言ったのです。
「リーダーとして毅然とした態度を示さないとダメと思って・・・・」と。

そこで私は、
「毅然とした態度は必要です。但しそれが厳しく言うということとは繋がらない。
あなたが思っていることは、あなただけのことであり、周りはあなたではない。
誰のために、何のためにが重要であって、あなたの感情をぶつけることが主ではない」と。

この言葉、かなり響いたみたいです。
そんなこと言われたこと無いって思ったようですね。
早速再度考え直しますと帰っていかれました。

如何でしょうか?
自分がやっていることは正しいと思いたいです。
しかしそれが本当に誰のため、何のため、そこが一番大事なところではないでしょうか?
再度考えてみたいものですね。

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