【ひきこもり卒業💚•••ウォーキング③】
<とにかく続けよう>
ずーっと引きこもっていたAさんが
お母さんの入院がきっかけで、
ウォーキングを始めた。
私と約束したことは
たった1つ。
<続ける>ということ。
「歩く距離や時間は、気にしなくてもいい。
雨でも、風でも、雪でも、具合いが悪くても
とにかく歩こうね。」
玄関を出て、家の周りをぐるっと周るだけでもOK。
とっても真面目なAさんは、
夜、寝られなくて耳鳴りがしたり、
頭がボーっとしていても
迎えに行くと必ず出てきてくれるようになりました。
しかもです•••なんと!洗濯物が干してある。
(今まで何にもしてこなかったのに••••ちょっと感動でうるうるきました)
5日目、距離を増やしても
「足は大丈夫です」
と、力強い言葉が返ってきました。
毎日、教えたエクササイズを
家でもしっかりこなしてくるので
身体の変化がすごい。
丸くなっていた背中もだいぶまっすぐになってきて、いい感じ。
「自分でも身体が軽くなったのがわかる」
身体が変わると気持ちも明るくなる。
最初は下向きがちだった顔が、
だんだんと上を向いて歩けるようになってきました。
•お母さんを送迎する
•お母さんのためにご飯を作る。
目的ができると動けるんですね。
ペーパードライバーだったAさんが
運転の練習をするために、
毎日車で買い物に行くようになったんです。
お料理などしたことがなかったAさん。
レシピをみながら、
<めちゃくちゃ美味しくできた〜
隠し味に味噌を入れてみたんです>
「へぇ〜すごいね〜」
お母さんが、お料理上手なので、
舌はとても肥えてるのは、わかる。
が•••••
今まで包丁も握ったこともない、
料理したことがない人が、
そこまでやるなんて、
お母さんの血をひいてるんだよね。
料理の話をする時は、
楽しそうに、目も輝いている。
会話をしながら歩く。
できることが少しずつ増えていく。
ウォーキングがこのままいい方向にむすびついていけばいいなぁ。
また、明日••••
#ひきこもり
#ウォーキング
#さんぽ
#いっぽふみだす
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?