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大学生活終活中です

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
更新が少なくなってきているのは、多感な時期が終わりを告げようとしているからです。モラトリアムのおわり。

そんなことを意識する中で、大学生活4年間を振り返る機会が多くなっています。ゼミで一言求められたり。

振り返るのは自分の心の中で整理がついているので、ここに特段残すことではないのですが、これから社会に出る中で、大学で感じた感覚や得ることができた大切にしたい価値観は、言語化してここに残す必要があるなと思い、今年に入ったあたりから、キーワードにして残すようにしています。

はじめは、「今年の目標」と銘打って溢れ出てきた言葉たちですが、何だかこの先何十年も大切にしそうな気がする(それはそれで頑固な気もする)ので、ここに記録させてください。

自分は好きな曲の歌詞に影響受けまくるタイプの人間なので、ちょくちょく引用もしますね。では


1つ目は、愛情と自由。

最近読んだ『アミ 小さな宇宙人』では、愛は宇宙共通の法律だと述べられてました。
常に愛をもって人と接したいと思うんです。それこそが真実。追い求めるべき究極だと思うからです。ここで注意したいのは、愛情が自分のエゴになっていないか、という点。そこで効いてくるのが自由だと思うんです。愛情を持ちながら、他者の自由は奪ってはならない。この塩梅が本当に難しいなと思います。

愛情の度が過ぎると重荷になるし、自由の度が過ぎると孤独になる。常に他者がなにを求めているのか、自分は愛情を履き違えていないか。難しいからこそ、世界の真実なんだと思うし、それをいかに純粋に追い求められるかが、自分を生きやすく手助けしてくれるんじゃないかと思います。

もちろん、愛情と自由の対象は、他者だけでなく、自分自身も、です。他者に愛されるかは他者依存ですから、自分だけは間違いなく自分を愛してあげないとと思います。

自分の大切な友達が、「自分の個性を守っていると未来の自分が、僕を守ってくれてありがとう、と言っている」と話していました。

社会人になると、自分に対して自由を担保することって本当に難しいんだろうなと思います。それに気づかせてくれるのが次のうた。

果たしても選ばれざる服従層と知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う尊厳乾杯日本の衆いつか本当の味を知って酔いたいから
樹立しよう
簡素な真人間に救いある新型社会
東京事変「緑酒」

これ大好きな歌なんですが、社会に生きていると自由と尊厳がいかに高価なものか痛感するんだろうと思います。それを緑酒と例えるあたりが、本当に天才だなと、、(趣旨がズレそうなのを回避)。自分も「本当の味を知って酔いたい」。そう考えると、大学生活は上手く酔わせてもらったなあ。これからも、自由という名の緑酒を嗜みたい。。自分を守らなきゃ。みんなもみんなのを守ってあげてくれ。

さあ今日を明日を世界を僕は誓って諦めない
誰一人残さずに信じたいもっと尊厳の値打ちを
東京事変「原罪と福音」



2つめは、気合いと根性

実は、自分の少年野球時代のチームメイトがプロ野球選手になったんです。小学生の頃からとにかく真っすぐで明るく、誰にでも開け隔てなく(それも厚かましくなく)優しくできる良い子でした。中学も一緒でしたが、正直そんなに深く関わっていたわけではなく、少しやんちゃな子と連んでたイメージでした。(別にグレてたわけでは全くない。)

彼が、ドラフト指名をされてから、メディアで見かけることが多くなりましたが、自分が何より嬉しくなったのは、話す言葉の一つ一つが本当に謙虚で、その人柄が小学生の頃と何も変わってなかった点です。その姿から、高校・大学も野球とひたむきに頑張ってきたと伝わってきましたし、その努力が報われたんだと思い、尊敬の気持ちが強くなりました。

気合いと根性は、彼が中学の時から大切にしている言葉だそうです。

自分もそれなりの覚悟をもって社会人になることできます。
就活を始めるのが遅かった状況などを鑑みても、本当に周りの人の助け無くしては、今の自分はなかったと思います。その事実を忘れてはいけないと強く思えたのは、彼が、ドラフト直後のインタビューで、「ここにいるのは、自分の力ではなく、周囲の支えがあったからだ」と話しているのを目にしたからです。

気合いと根性、字面からは、やると決めた目の前のことをひたむきに頑張る大切さを意識させられますが、自分にとっては、この言葉を通して彼のことを思うと、ひたむきであるのと同時に謙虚である大切さも、含まれています。

いつか逢えたときは誇れる様に
テレビのなかのあなた
私のスーパースター
東京事変「スーパースター」

椎名林檎が孤高の天才・イチローのことを思って書いた詩です。
今の自分にとっては地元の彼は「スーパースター」です。


3つめは、考えるより行動

これはそこまで言及することはありません。
自分は、考えて、考えて、考えて、となかなか行動に移せないタイプです。

メリットもあるのだろうけど(マイペースな人の気持ちがわかる)、大学のゼミでとにかく行動力のある人が、面白い人生を歩んでいるなあと思うことがあり、行動を意識して、まずは動いてみるのを当分のテーマにしたいと思っています。

4つめは、健康・人間関係・自己決定

社会人になって、どんな日々を過ごすんだろうかと考えたとき、間違いなく、仕事は頑張るのだけれど、自分の暮らしは大切にしたいと思うようになりました。

YouTubeで、時間をとにかく短縮する暮らしを送るVlogを見たのですが、自分がその生活を送ってもとても幸せと感じるとは思えませんでした。

(仕事では求められるのかもしれないけれど)全てにおいて効率化を求めることにたいして、あまり前向きになれません。
日々の暮らしのなかに何かしらゆとりのある日々を過ごしたいと考えています。

ではゆとりのある暮らしとは何か。あまり言語化しにくいですが、ひとまず色んな側面で「健康」でありたいと思います。

ここで言う「健康」は、街中の広告によって強迫観念のごとく植え付けられる類の、コスパ良く、効率よく、明日も明後日も延命しよう!というような健康ではなく、自然に身体が求めているような健康です。

つまり、毎日青汁飲んでビタミン吸収!!みたいなやつではなく、もっとゆとりのある、ある意味で贅沢な健康です。健康食品も大事だし、結局摂るんだろうけど、そうじゃなく、散歩したり、部屋の中で音楽を聴いて一息ついたり、心に余裕をもった「健康」を求めたいなと思います。

でもこの健康は外にひけらかすようなものであってはいけないなとも思います。なんか熱苦しいから。
他者に同意を求めるものであってはいけないと、念のため、しかし確実に自戒を込めておく。

人間関係と自己決定は、他者にも自分にも愛情を注いで自由を求めれば必然的に叶うものですね。
もう集約されちゃってるから割愛しよ。


自分のなかで、これから大事にしたい言葉たちなのに、読みにくい文章になっちゃった。。


総じて、成長できた大学生活だったように思えます。
これまで出会ったことのない価値観に出会ったり、
自分が今まで知らなかった自分に出会ったり。

自分が自分を優しく許容できるようになりつつあるのは、周りが優しい人ばかりだったからだろうと確信しています。ありがとうみんな~、、。

培った考え方や価値観を帆のように高く掲げて、社会という荒波に上手く乗っていきたいと思います。(渡會先生の受け売り)


とりとめのない文章になったけど、また溢れ出してきたら、その受け皿にする!!


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