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右向け~、右ッ!!!

こんにちは、Mr.Gです。


本日、偶然目にしたニュース。

以前に飛行機の中でマスクをしていないことが理由で逮捕にまで発展した、奥野淳也さんのインタビュー記事。

当時のニュースをよく知らなかったのだが、今回彼の考えを知り、「まさに!!」と共感した。

以下に、一部抜粋してみる。


そもそもなぜ、奥野さんはマスクをしないのか?

「逆に、なぜ社会はマスクを強制するのですか?新型コロナは被害が過大に強調されていて、現実とはかけ離れているように思います。マスクによって、飛沫の飛散防止効果が一定程度はあるでしょう。しかし実際どれだけ役にたっているのか、その効果をどのように評価するかは人それぞれです。ワクチン接種もそう。副反応リスクをどう考えるか、接種するかしないかは個人の自由であるはずなのに、今の社会はあの手この手で実質的に強制してしまっています。新型コロナは、ウイルスそのものの脅威よりもむしろ社会の病ではないか? と思います」

 未解明の部分が多いだけに慎重にも慎重を期して予防対策を行うのが最善と思うが?

「各自ができる範囲で予防したらいいとは思いますが、全員参加のボランティア強制はおかしい。人々は新型ウイルスの恐怖や不安に駆られたら、大切な個人の自由や権利をかくも簡単に手放すのかと。特に日本は、直接の法的規制は少なくても、国民が相互に監視して手を縛り合う中で、『お願い』や『要請』があたかも義務であるかのように浸透してしまうのが特徴です。マスクをしていても、してなくても息苦しい世の中になりました。ワクチン? もちろん、私は打ちません」

以上


なんだろう、この「戦前・戦中と同じような空気感」。

実際に、戦前・戦中に生きていたわけではないので、リアルな空気感を知りえることはできないし、当時の空気感は当然に今回の件とは比べ物にならない程に重苦しかっただろう。

とはいえ、戦後半世紀以上が過ぎた今、世の中がジェンダーレスだの、ダイバーシティーだのと叫び回っている現代でさえ、実際に事が起きればこのザマだ。

これでは、かつての軍国主義時代の同調圧力と本質的には何一つとして変わっていないのではないだろうか?


たしかに、かつての時代に比べれば、表現はまろやかで優しい。一見すると、強制力ある言葉は使われてはいない。

だが、事実としてマスクを付けていないことを理由にわざわざ飛行機が緊急着陸している。これを「強制」と言わずに何と言う?

熱がある、体調不良を起こしているなどの状況であれば、もちろん話は理解できる。しかし、全くそのような事は無い中、このような行為を行うというのは、「現代の日本は本当に近代国家なのだろうか」と少々同じ日本人として悲しくもなる。


逆に問いたい。

「マスク!マスク!と、声高に叫んでいる人々、マスクがどの程度有効なのかね?」

これまで、たくさんの人がコロナに感染した。助かった人も、不運にも亡くなった人もいた」

では、亡くなった人というのは、マスクもせずに生活もメチャクチャだったのだろうか?

否。そんなわけない。一部には、そういう人もいたかもしれないが、そう多くは無いはず。


つまり、マスクの有無が大切なのではない。

マスクは、あくまで飛沫感染防衛のためであり、仮に飛沫感染しても体内の抵抗力があれば、発症はしない。


だとするならば、体調に異変のなかった奥野さんを責めるのは筋違いであり、感染不安を感じる人が自主的にマスクをすれば良いだけで、マスクすることを強制したり、

まして、マスクをしていないことを理由にたくさんの人の予定や時間を犠牲にして、緊急着陸することの方がおかしい。


「皆がしているから、自分もしなければならないのか?」

本当にそれが善だと思うのならば、自由など叫ぶなよ。

ジェンダーレスだ、ダイバーシティだ、男女平等だの、ご立派な文言ばかり掲げて本当はいざとなったら何も行動しないし、できないし、真っ先に背を向けて逃げ出すのではないだろうか。



今回のマスクの件は、まさに現代社会の縮図であり、

同時に、私たちの生活の中で日常的に起きているパワハラ・セクハラ・イジメなどの諸問題にも通じることだと、私は思う。


もっと、一人ひとりが自分の頭で考えて、何が・何のために・どうあることがより良い状態なのか、それらを真剣に考える必要がある。

そのためには、ただ「世の中の大多数がそう言っているから」、「テレビのコメンテーターがそう言っているから」、「どこぞのお偉いさんがそう言っているから」

…ではなく、自ら取捨選択することを大切にしてほしい。


そして、自分自身もそうでありたいと願う。


これを読んでくれたアナタに、小さくとも学びがありますように。
さぁ、前進あるのみ!


Mr.G













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