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自己紹介(50代)

これが最後の自己紹介
過去を封印してサラリーマンに落ち着く
メンタルは落ち着いても何か足りない

会社で過去を言ってはいけない
これが、ピンク女優仲間でサラリーマンになってた先輩の忠告
そういうモノだろうと思い、黙っていた

会社といわず、飲み屋でも黙っているうちに、すっかり裸時代は封印された
一部とはいえ自ら記憶を封印した経験があるだけに、過去の封印は自分と向き合うことの先延ばしというか、漠然とした不安を覚える
親しくなった人に話してみたいと思っても、何から話し出せばいいのかさえわからなかった

その一方で、過去がバレても生きていくために強い資格が欲しいなあと考えていた
バレなくても、マンションの仕事をしていくうちに、建築の勉強の必要性も感じていたので
50歳から一級建築士にチャレンジ

建築の学校を出ていない私にとって、学科も製図も難しい
何度か本当に諦めかけたけれど、二年で合格
二級建築士もいっぱいいっぱいだったが、一級はキャパを超えていた
もう二度と合格するとは思えないが、なんちゃってだけど一級建築士に

合格発表ごろから同居していた母の認知症がすすんでいて介護が必要となっていた
仕事は辞めない範囲で介護をしていたが、一人で留守番が難しくなった時に施設入所へ

そこから自分の時間が増えた
工芸品を見ることすら遠ざかっていたが、見に行っているうちに気になるインド更紗に出会う
染めなきゃって
いや、あのインド更紗と会う前から染めなきゃって思いながらも動けなかった

トップに添付した写真のインド更紗が不思議なぐらい私を染めの世界に引き戻してくれた
この布は、ブロックプリントで泥防染という技法
日本で泥防染は難しいけれど、のり防染なら可能なはず
やったことのない染め方を妄想しているうちに、表現することを諦めないって決心してnoteを始めることになった


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