齋藤道子

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最近の記事

ボランティア活動じゃないスポーツボランティア三昧の週末

週末、二つのイベントに参加しました。 土曜日夜は、ルーターズ会津地区新年会。日曜日は、福島県主催の「都市ボランティア交流会」です。 ルーターズ会津地区新年会は、コロナ禍により4年ぶりの開催です。これは「ルーターズ主催」ではありません。あくまでも会員さんの自主開催の「地区別会員交流会」の一環です。事務局は漏れのないよう会員さんに連絡するなど、お手伝いするのみです。 雨の土曜日の夜、会津若松駅前の中華料理店に30代から80代までの男女16名が集まり、賑やかな会となりました。よ

    • ボランティアに「飽きる」日もあります

      「ボランティア、飽きたから辞めるわ」 熱心にファイヤーボンズの活動に参加していたAさんから突然の電話。 あらあら、何かありましたか? もちろんいろんな理由が重なってのことのようです。 が、 「飽きた」という感覚、私もわかるような気がしました。 「忙しすぎるから、もっと人(結局バイトですが)を増やしてほしい」 「ちゃんと休憩とか回せる人を配置してほしい」 「スタッフの皆さんに、ボランティアのこと理解してもらいたい」 「ボランティアとバイトを同じ扱いしてはダメ」 いずれも

      • どうすれば? 〜イベント成功! でも中高生はスラムダンクに動かなかった〜

        11月5日、Jヴィレッジにて、「Sports Volunteer Festival 2023 スポーツって面白い」イベントを無事実施し、140名の参加がありました。 映画「THE FIRSR SLAM DUNK」を上映したのち、トークショーを実施しましたが、映画は大ヒット作品であるがゆえ、様々な制約が次々と湧いてくるように示され、何度も諦めかけました。でも、そのたびごとに皆様の協力があってなんとか上映に漕ぎ着けることができました。 私はこの映画を見るのが5回目!でしたが、

        • ファイヤーボンズ・ボランティア考

          福島ファイヤーボンズのボランティア活動が、今シーズンも始まった! 「BONDS CREW」という名称は昨年からあったものの、 昨年のユニフォームは「ルーターズのビブス」で結局一年間通した。 もちろん、私たちルーターズにとっては、 ブースターの皆様方にルーターズを認識していただく貴重な機会となり、大変ありがたかったわけだけど、 やっぱり素敵なビブスができてくると、 「チームの一員になった!」感があり、とても嬉しい! ちゃんと下の方に 「Supported by うつくしま

        ボランティア活動じゃないスポーツボランティア三昧の週末

          ボランティア後夜祭の行方

          聖火リレーがJヴィレッジからスタートすると決まった時、ボランティアの後夜祭をパラリンピック最終日に合わせてJヴィレッジで行うことはとても「復興五輪の締まりとなる!」といろんな人から「よかったね!」を言われました。 新型コロナウイルスが広まり、まさかの「聖火リレー中止」「オリンピック延期」から1年半、まだまだコロナ禍が収まっていないどころか、状況はより悪化していることに愕然とします。 オリンピックは無観客ながらも開催され、ボランティア活動も行うことができました。 パラリン

          ボランティア後夜祭の行方

          地域の宝と言われる球団を!

          地方都市でプロ球団が「成功」するってどういう状態でしょうか。 ひとつの事例はプロ野球・広島カープだと思います。 地元の老若男女みんながカープを愛し、レプリカユニフォームを着て球場に足を運び、テレビ放映を視聴し、地元企業は色んな形でこの球団を利用しそして助ける関係にある。 広島県出身者の多くは、日本中いや世界のどこにいても寝る前には「今日、カープ勝った?」と確認する。勝てば喜び、負ければ「しっかりせえ!」と気合を入れる。いずれにしろ熱い。 どこの球団でもコアなファンはい

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          コロナは突然・・・(備忘録)

          先週金曜日(11/18)、いつもより早く帰宅した夫が「たぶんコロナ」の一言とともに、バタバタと自分で隔離部屋を形成し篭っていきました。 いよいよ我が家にもコロナが来ました〜 翌日、ドラッグストアやスーパーを回り、思いつく限りの「感染対策グッズ」と「緊急食糧」を買い求めました。 家の中でも突然「マスク対応」、夫の食事等もいきなり「手袋対応」、ことあるごとに「アルコール消毒」そして「うがい」、まあできることはやりましたが、(当たり前ですが)時すでに遅し。 2日後の日曜(1

          コロナは突然・・・(備忘録)

          このメンバーですよ!

          ずっと長い間、このブログを書いていませんでした。 この年になると「具合悪いのか?」って思われそうですが、いえ、元気です! 明確な理由はないのですが、自分の考えや意見が必ずしもメジャー(多数)でなく、それは読む人からすると「うんざり」するんじゃないかな?って思った・・・感じです。 その分、というわけではありませんが、今年はかなりスポーツボランティアの現場に参加しています。「口だけ」にならないように。 汗をかき、走り回り、「ありがとう!」を言い、「ありがとう!」をいただく

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          統計を見る習慣をつけよう〜国力とコロナ

          地理で「地図を見ること」と同じくらい大事にするのは「統計を見ること」。 地図帳の後ろの方にちっちゃいフォントの数字がいっぱい並んでる、あのページを見ることです。 ここは情報の宝庫です! たかが10ページほどの分量ですが、地球上の、世の中の大事なことがけっこう書いてあります。 気候や産物から言語や宗教、独立年月日までわかります。 特に私が授業で頻繁に見るのが、「人口」と「一人当たり国民総所得」の欄です。この二つの数字は「国の力」を思い描くのに一番わかりやすいものです。

          統計を見る習慣をつけよう〜国力とコロナ

          なぜ社会科を学ぶのか

          週に2〜3日、高校で社会科(主に地理、時々世界史)を教えて15年になります。 先日補講(二学期の出席日数が足りない生徒のための、時間外授業)に参加した生徒が「地理って暗記科目だから」とポロっと漏らしました。 あ〜、そんな感じなのかな?一般的には! たしかに覚えなければ解けない問題は多いけど、実際には「覚えただけでは解けない」問題の方が多いと思います。 そうそう、自分が高校生の時も、社会科は「やればちゃんと点が取れる」とちょっと舐めていた教科でした。(・・・結果、一番点

          なぜ社会科を学ぶのか

          なぜ「スポーツボランティア」?

          福島・被災地の復興と「スポーツボランティア」は直接結びつきません。 私たちの「復興にはスポーツボランティアの力が役立つ!」という考えは、簡単に「そりゃそうだね!」とはまず、いきません。 「スポーツボランティアって何?」 から始まり、 「スポーツボランティアに何ができるの?」 「来てもらうんだったら、観光客の方が可能性が高いでしょう」 「有名アスリートの方が効果が高いでしょう」 と次々疑問が投げかけられます。 あ〜、まだまだ「スポーツボランティア文化」は根付いて

          なぜ「スポーツボランティア」?

          古葉監督、ありがとう!

          先日亡くなられた、元広島カープの監督・古葉竹識さんを追悼する文章をいくつかネットで見ました。中でも日経新聞の春秋欄の記事は響きました。 〜引用〜 大江健三郎さんの著書「ヒロシマ・ノート」にこんな一節がある。「一年前、飛行場に僕をおくってくれた運転手とおなじく、いま僕を市街のなかへ運んでゆく運転手もまた、昨夜の広島カープの試合の噂に夢中だ」。1964年、広島空港で拾ったタクシーの描写だ。 ▼被爆都市のシンボルとはなんだろう。まず、世界遺産・原爆ドームが思い浮かぶ。カキやお

          古葉監督、ありがとう!

          地球のことを考えて生きるって豊かなことかも。

          コロナ禍が思っていた以上に「終わりが見えない」。 温暖化、気候変動も加速度的に進んでいる。 普段、地理や世界史を教えている立場の私は、「人類史上こんなことあった?」と不安を感じたりします。 本当は「社会のため」「地球のため」という視点でいろんなことを考えたいのですが、もう人生の半分以上を生きてきた人間である以上、この先自分がどうすれば社会に迷惑をかけず安心と豊かさを感じて老いられるのか、ってごく個人的な視点でしか考えられません。 もしかしたらそのくらいの期間(せいぜい

          地球のことを考えて生きるって豊かなことかも。

          発信は難しい!大野均さんのコメントアップ完了しました

          「復興五輪について」この東京2020オリンピック・パラリンピックを通して、本当にたくさんの新聞等マスコミから取材を受けました。 なぜ私なのか? それはおそらく、このブログ等を通して、名前を出して発信しているから、だと思います。 今は、自分の意見や考えを発信するツールはたくさんあります。しかし、その多くは匿名性が高いものです。TwitterやYahooなどネットのコメントは典型的なものでしょう。 私も名前や、ましてや顔や年齢がおおっぴらに出るのは嫌だなぁ!としばしば思い

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          信頼は簡単に失墜する

          昨日、Youtube Liveの配信に失敗し、多くの人にご迷惑をおかけしました。 視聴を楽しみにしてくださっていた方、お付き合いで見ようとしてくれていた方、仕事の一環として待機してくれていた方、そんな皆様の時間を奪い、不安にさせ、がっかりさせてしまいました。 トークゲストとしてご参加いただいた3名の方にも同様の思いをさせてしまいました。 さらに、このイベントをSNS等で拡散いただいた皆様の信頼も失墜させてしまいました。 ルーターズの、そして私個人の、信頼は大きく失われ

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          パラリンピック

          本当のことを言うと、 福島で開催されるのは、オリンピックの方だけだったし、 「パラリンピックは私に関係ない」 感じがしていました。 最終日にあたる9月5日に、Jヴィレッジで「Sports Volunteer Festival(ボランティア後夜祭)」を開催するつもりだったので、余計に「見てる余裕もないだろうな」と思っていました。 しかし、状況は変わりました。 コロナ感染拡大は収まらず、Sports Volunteer Festival 2021 in Fukushi

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