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卒業式のあと第2ボタンを自分でぶっちぎってるのを クラスメイトに見られててなんか変な空気が流れたあとの言動王座決定戦#3


まずは決勝の名に恥じない2組が上がってくれたことを嬉しく思います


先攻 ぶっちぎった第2ボタンを教室の窓からグラウンドに投げ捨てる


      とても良いです!

まずは「俺は誰のものでもない!」という強い意志とつよがりが感じられ
「1人のためにラブソングは歌わない」 「みんなに平和な歌を届けたい」という本人なりの大義とつよがりがしっかりとみえています

1人に第2ボタンをあげることを拒み、みんなの憧れのまま卒業していくという強い思い込み

第2ボタンをみんなが使うグラウンドに投げ捨てるところにプロの仕事を伺えます 

同級生、後輩、男子、女子、もう老若男女に人としてモテたいことがこの第2ボタンへの立ち居振る舞いでよくわかります


後攻 ぶっちぎった第2ボタンをつまみ、

「うちのおふくろがこれくらい(第2ボタン)のイヤリング落としたんだけど、知らね⁉︎」って聞く


     とても良いです!


クラスメイトに「なんで第2ボタンちぎったんだ?」

「誰かに渡すのか?」 

「アイツモテたっけ?」

と間違いなく疑問に感じられるところに自分の母親を出すことで恋愛だなんだと恋沙汰な気配を一蹴し

自分の母親のためにボタンを躊躇なくちぎる姿に親孝行な息子、
これなら、これから卒業して社会にでても立派な社会人になってくれるであろうと、
担任、クラスメイト、保護者みんなが思うはずです

日本の未来も捨てたもんじゃない!そう思わせる雰囲気が教室中に充満し、

もう誰も「アイツモテたっけ?」 

なんてことは頭の片隅にもないはずです

もうその時には第2ボタンがイヤリング以上の輝きに満ちていることでしょう


      結果発表



映えある優勝は


  ぶっちぎった第2ボタンをつまみ

「うちのおふくろがこれくらい(第2ボタン)のイヤリング落としたんだけど、知らね⁉︎」って聞く


です!  一瞬、なんでコイツいきなり第2ボタンちぎってんだ?って空気がザワついたところに、

女(おふくろ)をもって女(女子)を制しているところ


最大の決め手は それまではボタンとして生きてきた第2ボタンが母親を想うことで宝石以上の輝きを放ち、モノや人に対する価値感をも考えさせられるところです

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