見出し画像

あなたはどんな仕事をしていますか?

こんにちは。
診療放射線技師のだーはらです。

あなたは、他業種の人から「何のお仕事をされてるんですか?」と聞かれた時に、しっかりと自分の仕事を説明できますか?

自分の仕事を説明するということは、自分の業務を理解しているかという事に繋がります。

診療放射線技師という職業は、専門学校であれば3年、大学であれば4年という時間をかけて、仕事に関する基礎知識を学びます。
医療機関で働いていれば、ほとんどのスタッフは医学の基礎知識を持っています。

基礎知識が備わっている集団の中で働いていると、"組織の中の常識"や“業界内での常識“を"一般常識"と錯覚してしまう事があります。
そのため、家族や友人と話すときでさえ、つい専門用語を出してしまい、自分の話が理解を得られず困惑してしまうことにつながります。
医療の業界で言えば、対応する相手は患者さんです。
患者さんの医療知識は個人差が大きく、自分の病気についてとことん勉強して詳しい人もいれば、大人になってからほとんど病院に行くことがなく、医療と関わることなく過ごしてきた人もいます。
そのため、身近なものに例えながら検査や病気について説明する機会があり、各スタッフの会話能力と知識が問われる場面です。

ここでタイトルに戻ります。
あなたはどんな仕事をしていますか?

あなたの業界と関わりがない人に対して、あなたは自分の仕事を説明することが出来ますか?
考えてみて下さい。

他業種の人には専門用語はほとんど通じません。
相手にわかる言葉で、自分の仕事を説明するのはとても難しい事です。
自分の業務を説明しようと考えていると、普段から使っている専門用語も、実は完全に理解できずに使っているということに気づくことがあります。
業界外の人に説明するつもりで自分の業務内容を考えるうちに、自分の業務内容に関する理解度もだんだんとわかってきます。
普段使っている専門用語についても、復習をするいい機会になるかもしれません。
また、異業種交流会などに参加する機会があったとき、うまく自分の業務を説明できれば、会話の幅や交友関係が広がる可能性が高まります。
上手な説明を思いついたら、他業種の友人や家族に話して試してみましょう。


職場では、専門用語や業界内の共通認識に基づいて行われる業務が多いです。
しかし、業界から一歩出ると、共通認識が通じなくなる場合が多いです。
友人や家族、同窓会など、業界外の人と仕事の話になる場面もあります。
そんなとき、あなたはどのように自分の仕事を説明しますか?
一度考えてみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

いま始めたいこと

with アドビ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?