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応用編 SPI徹底対策『代金の精算/支払いの同額負担』

割引あり

前回の問題はこちら

今回はSPIの応用編の一つとして『支払いの同額負担』に挑戦しましょう。このタイプの問題は、一見して解法が思い浮かばないかもしれません。しかし、落ち着いて課題を解析し、考え抜いた結果、解を見つけることができます。この問題では、全体の支払い金額を均等に分割し、各メンバーが公平に負担するというシナリオを想定します。あなたの論理的思考力と計算能力が試されます。さあ、挑戦してみましょう!

問題

あるプロジェクトチームには10人のメンバーがいます。今回は10人のメンバーがランチを楽しみましたが、支払いの際に問題が生じました。それぞれが注文した料理の金額はばらばらで、皆が平等に分ける方法が必要でした。そこで、全員が支払う金額の中央値を求めることにしました。

以下の各人が支払った金額をご覧ください。
1人目: 3000円
2人目: 2500円
3人目: 3500円
4人目: 2000円
5人目: 4000円
6人目: 2500円
7人目: 3500円
8人目: 3000円
9人目: 1500円
10人目: 2000円
これらを元に中央値を計算し、一人当たりの支払い金額を求めてください。

ヒント

中央値の計算方法について詳しく見てみましょう。

データの並べ替え
中央値を計算するには、まずデータを数値順(通常は小さい順)に並べます。このステップはデータの全体像を把握するために重要で、特に大量のデータを扱う場合やデータの範囲が広い場合に有用です。この例では、各投票の結果(すなわち、提案された予算)を小さい順に並べます。

中央値の選択
データが数値順に並べられたら、中央の値(すなわち中央値)を選びます。データの数が奇数の場合、中央値は正確に中央に位置する値です。データの数が偶数の場合、中央値は中央の2つの数の平均値です。

中央値の適用
この問題では、各投票の結果から中央値を計算し、それを各メンバーが支払う金額に適用します。つまり、中央値は各メンバーが支払うべき個々の負担額を決定します。このステップは、すべてのメンバーが等しく費用を分担するというチームの合意に基づいています。

以上の手順は、数値の分析やデータの解釈だけでなく、チームでの意思決定プロセスにも適用可能です。つまり、各メンバーの意見や提案から中央値(すなわち「中間的」または「典型的」な意見)を選び出し、それをチーム全体の決定に適用するという形です。

解答と解説

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