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健康と食費の安定におススメ!~納豆の冷凍活用法~

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このマガジンでは「ほんとうのレシピ|農家の食卓~Farmer's table~」をテーマに、日常の健康的な食事を紹介しております。

今年はいろいろあって野菜も高騰してしまいましたよね。そんな中、納豆やもやしは安定していたので毎日の食卓に取り入れたいところですよね。

納豆は栄養価が高いことはもちろん、いつでも店頭に並んでいますし、価格も安いため常備しているという方も多いと思います。

わたしは神奈川県出身で京都育ち。そんなに納豆を食べる機会はありませんでしたが、今では白いご飯とともにいただくのはもちろん、卵焼きに混ぜたり、チャーハンにしたりとアレンジもしやすいので確実にストックしています。

安く売られていると、ここぞとばかりまとめ買いをしてしまいますよね。

ところで賞味期限とか気にします? うちは期限過ぎると熟成が始まると考えたりして実に大らかなもんですが、流石に納豆も冷蔵庫で2週間も過ぎると味や栄養価の変化が気になってしまいます。

安いからとたくさん買ったものの、結果的に賞味期限を過ぎてしまって捨ててしまうようなことになるのでは、まとめ買いの意味がないので、そのような時は冷凍保存がおすすめです!

タフネス納豆菌!

冷凍保存をするとき、気になるのはやはり納豆菌の存在ですよね。みなさんご存知のように納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品です。

しかし、冷凍をしたらその発酵は止まってしまうと思っていませんか?納豆を冷凍で保存するなんて、あまり聞いたことがないかもしれませんが、冷凍保存しても不具合が生じないのであれば、普段から食材をまとめ買いしている方や外食が多い方などでもためらわずに買い貯めすることができますよね!

今回は、そんな納豆の冷凍保存の方法を紹介したいと思います。

冷凍納豆の賞味期間はどのくらい?

最初に結論を申し上げますと、納豆菌は発酵活動は解凍すると再び開始します。

冷凍している間の納豆菌は、休眠のような状態に入るだけで、解凍をして20℃前後に戻ると再び発酵を開始します。冷凍をしても、納豆菌のパワーは失われないというのは驚きですよね!

冷凍保存した場合の保存期間というのは、約1ヶ月くらいです。味を気にしなければ、1ヶ月以上過ぎても体に支障をきたすような問題はないそうなので、あとで紹介する筋肉飯なんかは納豆の栄養効果を取り入れて味変しちゃうやつなので平気です。

そもそも納豆の冷蔵保存の場合、保存期間は基本的にはパックなど包装されている容器に記載されている通りです。しかし、これはあくまで「賞味期限」であって、「消費期限」ではないので、賞味期限1~2週間くらい過ぎても問題はありません。

ニオイや食感を確認して、異常がないようであれば口にしてみても問題ないですが、心配な人は記載されている賞味期限内に食べ切るようにしましょう。

さらに長期保存できちゃう納豆の冷凍保存方法

それでは、いよいよ気になる納豆の冷凍保存方法についてご紹介していきましょう。

これまでは買ってきたパックのまま冷蔵庫で保管し、気がついたら賞味期限が切れていたために泣く泣く捨てていた…という方も、同じ過ちを繰り替えさずに済みますよ!

準備するもの

・ラップ
・新聞紙(なければ紙袋とかでもOK)

保存の仕方

購入してきたままのパックの状態でも冷凍は可能なのですが、ちょいとひと手間かけて冷凍焼けなどによる乾燥とかニオイ移りを防いで、さらに長期保存が可能なようにしておきましょう。

そこでパックのままラップで包んで、さらに新聞紙で包んでから保存することをオススメします。

なぜなら、保存において重要なのは「きちんと密閉する」ということです。

冷凍をした納豆の解凍方法は?

解凍した納豆を美味しく食べるポイントは、食べる前日に冷蔵庫に移して解凍をしておきます。

自然解凍でも大丈夫ですが、食べる時間を逆算して少し余裕を持って冷凍庫から取り出しておくようにするのがいいですね。夏場なんかだと衛生面を考えて自然解凍は避けるほうが無難です。

それに常温解凍だと水気も出てくるかもしれないので冷蔵庫で解凍することを推奨します。

このように、しっかり密閉して冷凍しておいた納豆も解凍の仕方を誤ってしまってはおいしさが半減してしまうのです。

納豆を解凍するときは、レンジで加熱はやめましょう!

これは、電子レンジで納豆を解凍すると納豆に含まれている栄養成分「ナットウキナーゼ」が死滅してしまうからです。

それに電子レンジは加熱することによって水分がなくなりますし、納豆の食感が悪くなってしまいます。こういった観点からも、やはり電子レンジでの加熱は避けた方がよいでしょう。

それでも「今すぐ食べたい!」というときは、レンジで20〜30秒ほど加熱してくださいね。

こんな納豆はやばい!

発酵食品である納豆は、もともと腐っているのだから腐らないなどと思っていませんか?実際のところはどうなのでしょうか。また、腐るんだとしたら、そのタイミングを知っておきたいですよね。具体的に、納豆は悪くなると以下のような状態が見られます。

・普段の納豆とは違ったニオイがする(主にアンモニア臭)

・糸がひかなくなって粘りを感じない

・水っぽくなっている…

・カビが生えている、変色しているなど

・白い斑点がでてきている

これらのような状態である場合、発酵しているのではありません。腐っていると判断しましょう。食べるには向かないので直ちに密封してゴミ箱行きです。

納豆は腐りにくい食材なんですけど、保存方法によっては雑菌が増えやすい状態になってしまう可能性がありますので、気をつけましょう。

毎日の食卓に納豆を取り入れて健康的な食生活を送ってくださいね♡

それではまたお会いしましょう!

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