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三峯神社。今後この体験、景色を超えるものはない。絶対に。

皆さん、埼玉県秩父にある三峯神社はご存知でしょうか。

神社巡りが好きな方はきっと耳にした事があるでしょう。

私は関東圏に住んでいるのですがいつか行ってみたいとずっと思っていました。

ただこの三峯神社、秩父の山奥でアクセスが大変なんです。

そんな事もあり躊躇されている方もいるのではないでしょうか。

私もその1人でした。

しかし、4年前の3月終わりの夜とてつもなく三峯神社に行きたい、行かなければいけない、そんな気持ちになりました。

目で見えたり聴こえたりしているわけではないけれど呼ばれている、導かれている。

こんな表現がしっくりくる。

そして私は翌日三峯神社に向かう事を決めた。

高速を使い片道3時間半かかるため早朝2時半に出発。

車を走らせ間も無く目的地という場所にたどり着くとそこは緑に囲まれた山の麓。

朝早い時間でしたので他の車は1台も通らない。

ナビで目的地を確認すると神社は山の頂上を指す。

あとはひたすら曲がりくねった上り坂を登っていく。

走行中に1匹の大きな鷹か、鷲が車の前に急降下してきて道路中央に着地し数秒こちらを睨みつけてきた。

そしてついて来いとでも言うかのように頂上の方へ飛び立って行った。

もしかしておれを呼んだのはお前なのか。
そんな気持ちになった。

車を走らせ頂上の駐車場に到着。

駐車場から神社まではどうやら少し歩くようだ。

三峯神社はパワーが強いと聞いていた事もあり早朝に山頂で1人は恐怖すら感じる。

歩いていると白い大きな鳥居が見えてきた。
鳥居の入り口には迫力ある狼が2匹。

勇気を振り絞り鳥居をくぐると何か空気が変わった。

居心地がいいというかホッとするような感覚。

周りは静かで鳥の鳴き声や風で木々が揺れる音だけ。

前日に軽く雪が降ったのか風で枝が揺れ葉に乗った粉雪が舞い落ちてきてその粉雪を太陽が照らす。

幻想的な世界でとても良い景色。

本殿に到着するとそれはもう美しい建物でした。

お賽銭を入れ心の中で住所と名前を言い、初めてお参りさせていただきますとご挨拶をさせていただきました。

本殿横にある立派な御神木にも触れさせていただきました。

敷地内のベンチで山を眺めながら休憩。

本当に心が癒された。

何だか日々のストレスや嫌な事を忘れられてとても前向きな気持ちになりやる気も溢れてきた。

今思うとなぜ三峯神社に呼ばれている気がしたんだろう。

もしかすると自分の中の何かが悲鳴をあげていたのかな。

リセットが必要だったのかな。

こんな時は身を任せるのもいいのかもしれない。

私は三峯神社にきて早速、御利益を授かりました。

お金では決して買うことができないこの景色、空間、時間、一生の宝物となりました。

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