彼と死別した話を書きます。

みなさん、こんばんは。

このタイトルを読んで
一体どのぐらいの方が興味を持ってこの記事を読んでくださるのかわかりませんが、
苦しくて眠れないので、

徒然なるままに描きたいと思います。

彼が亡くなってから
まだ一年経っていません。

2023年は誰かと一緒にいないと
一人でいると世界がどんどん色褪せて
自分もどんどんおかしくなってしまう
そんな一年でした。

ただ、生きているだけでいい。

自分に対してそんな風に思ったことは
初めてのことでした。

愛していた彼が、結婚しようとしていた彼が
大動脈解離で私の前で発作を起こし、その1ヶ月後に亡くなってしまったのは昨年の3月。

彼が亡くなった連絡が病院から入り、
ご飯を食べていた大戸屋で号泣してしまい
どうすることもできずにそのままお会計をして店を出てから

11ヶ月あまり。

彼の周りの友達は子供ができたり
それぞれとても楽しそうに過ごしています。

無駄な時間は少ないほうがいいとか
あいつはもういないからデートへ行きなよとか

そういう言葉を言われると

心配してくれているんだねと思う反面

ああ、この人もこの気持ちはわからない

もう心を閉じようと思うんです。

石川県や福島でたくさんの方々が亡くなった地震のニュースも私には他人事に思えなかった。
ニュースを見るたびに苦しかった。

人の命は時間が経てば忘れられるのだろうか。

人との思い出はそんなに浅いものだろうか。


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