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成人一人当たりの富について

クレディ・スイス社の「Global Wealth Report2022]というものがあり、
そこには世界のいわゆる富裕層の実態が報告されています。

いろんな観点が数字で出てるので、僕のように投資とか、富裕層に関連して仕事をしている立場にとってはいろいろ考えさせられます。

一つの物差しとして日本における
成人一人当たりの富について金融資産と実物資産がわかる表がありました。
それによると大体、総額として25万ドルくらいで、金融と実物の比率は60%対40%くらいで金融資産が多くなっていました。

25万ドルといえば一ドル140円だとすると3500万くらいです。
そのうち2100万を預貯金や株でもち、1400万を不動産で持っているということになります。

僕の中ではちょっとこれは違和感があり、みんなそんな持ってるのかなという感覚を持ちました。

確かに2000万くらいの預貯金があって、1500万くらいの価値で自宅で所有していればそうなのかもしれないですが。成人一人一人がみんなそんなに持っているかというとそんなことはないのではないかという気がします。

富裕層と庶民の感覚のずれなんでしょうかね(笑)

まあ僕は仕事柄、金融と実物の比率は1:4です(笑)
少しでもまとまった現金ができれば、それを頭にしてすぐに融資を引いて
レバレッジをかけた収益物件として運用します。

総資産が5億で、純資産が5千万でもそのうち金融資産が1000万だったりします。
1000万あればすぐに1億以内で何か物件ないかなというモードに脳内意識がなってきます。
そしてその1000万が実物に回っていくのでどんどん金融資産が減って
実物資産が増えていくという流れになってしまうのです。

ただ、このレポートを見るとほとんどの人は不動産投資をしていないので
金融資産を多めに持っているんだなという印象です。

成人して徐々に貯金が溜まっていったり、株とかで2000万くらいになり、
自宅の返済が進んで、資産価値から負債を引くと1500万くらいプラスになっているという感じなんでしょうか。







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