フジロックに一度行ったことがあり、カカオ70％位のほろ苦い思い出もある。
行ったのは、2005年の21歳のとき。
アーティスト目当てというよりは、フジロックの雰囲気を味わいたく高校の時の友達と観に行った。

前夜祭からアーティストグッズ販売やらクラブハウスさながらの空間でDJが来場者を夜通し楽しませるパーティー的なイベントもあったので前夜祭と1日目に参加することにした。
その前夜祭の入場前にもたくさん列が出来ていたけど、せっかくなら限定のTシャツをゲットしたかったので、どの柄にしようか吟味しながら並んで待っていた。
どのくらい待ったか（２時間位かなぁ）覚えていないけど、やっとこさTシャツをゲットできる順番に来て、好きな柄のシャツを選び、Mじゃ小さいかもなと思ってLサイズの希望を出した。
スタッフの方が後ろの方から取り出してきて渡される前に、「この柄でよろしいですか？Lサイズで問題ないですか？」と確認され、柄良し、サイズ確認し、大丈夫です！と返事し、受け取った。

クリスマスプレゼント貰った欧米の子供みたいに、すぐ開けて着た瞬間、まさかだった。
そう俺が買ったのは、キッズサイズのLだったのだ。
安室ちゃんのヘソ出しまでとは言わないが、武田真治のタンクトップですか？くらいのパッツパツのTシャルだった。もちろんすぐに交換できないか相談しに行った。
並んでる時に、返品交換不可と何度もアナウンスされていたが、特例でこの案件は聞いてもらえるかも！と思った。
だが案の定、ビジネス対応の申し訳ない顔で、「決まりですので」で交換も返金もダメだった。自分でも言うのもなんだが、普段は温厚な方だけどもさすがに引き下がれずに、「いや、そちらがキッズLサイズを持ってこられたので」と何度も言ったが、ダメだった。。

翌日は、気持ちを切り替え、フェスを楽しもうと思い、好きな曲もあるLisa Loeb、Coldplay、を観ることが出来た。
でも今、タイムテーブルを見ると、Lisa Loebの前に、Eddi Readerがやってたんだねぇ。
あと、Coldplayを観るために移動してた時、忌野清志郎さんのライブでメガ風船やシャボン玉が飛んでて超盛り上がってて、めっちゃ楽しそうだなぁと思いながら通り過ぎてしまった。
これが一番悔しい！なぜお前は、忌野清志郎ではなく、Coldplayを観に行ったのか。あの時の自分にしゃらくせぇ！と言いたい。

とまぁ色々あったけど、これも経験だし、楽しかったな♪