Do_yuno?

子供の頃から最近までの出来事に想いを馳せながらエッセイ書いてます。好きな音楽を聴きなが…

Do_yuno?

子供の頃から最近までの出来事に想いを馳せながらエッセイ書いてます。好きな音楽を聴きながら読んでいただけると幸いです♪

最近の記事

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友達

友達は少ない。 達って威張れる程、そんな複数人もいない。 昔からそうだけど、仲良くなった特定の人とばかり遊んだり飲んだりラジバンダリ。 幼馴染の友達はコロナ前に10年ぶりに会ったくらいで高校生以降に疎遠になった。 専門学校の時に仲良くなった友達は、卒業して数年後、地元の京都に帰ることになってから物理的な距離や家庭を持ったりと、それから数回しか会えてない。 そして、ここ12年前くらいから一番仲良くしてる友達Tが故郷の福岡に帰ることになった。 互いに音楽活動している20

    • 暗清色現象

      蛙化現象は恋愛のことのようだが、恋愛以外の日常生活で急に冷めてしまうことは何と表現するのだろう。 幾つか思い返して、あるきっかけで気分が急降下して心が離れた出来事を。 ①アクション映画編 映画は好き。ノンフィクション系のリアル描写映画が特に好き!   あるアクション映画を観てた時、手に汗握る展開が続いてたけど、クライマックスに差し掛かり、一騎討ちを迎えた場面で、悪役が意図的に拳銃を捨て、それを見た主人公も拳銃を捨て、分かってるだろ、お前とは生身で勝負だ!みたいな無言のやり

      • 愛情

        初桜から数日後、陽が差し込む日にカメラと共に散歩してきた。 撮れど撮れど納得できず、エモい写真は程遠く。。 目の前のサクラを誰よりも美しく撮ってあげる精神で、尊く愛でて撮るぞと。 そうこう場所を変えながら歩いていると、おそらく小学校の入学式を終えた母娘が、桜を背景に撮影をしていた。 女の子はすごく照れた様子で、じゃんけんのグーに近いピースをしてて、お母さんが「ママの方見てー」と語りかけ微笑みながらシャッターを押していた。 愛に溢れてるー!と耽っていると、そういえば最近

        • 小さな奇跡

          「宇宙よりも遠い場所」というアニメを観た。 端的に言うと現状に不満な女子高生4人が、各々の抱える問題と向き合いながら仲間と共に南極行きを目指すストーリー。とても面白かった。 その中でも12話でのあるセリフが、すごく胸を打たれた。 そのセリフ↓ これを聞いて、派遣バイト時の小さな奇跡を思い出した。 このバイトが見つかる以前、働いていたCD販売店が全国的にバタバタと閉店し、ワイの店舗も閉店対象となり、無職になった。 そしてその時期に東日本大震災が起こり、日本中が悲しみ

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          お酒

          お酒の強さは、中の下くらいだと思う。 弱いのにその場が楽しくて、制御できずに何度、下北沢の駅トイレで吐いたことか。人差し指で即吐きのセミプロになってもた。 若い頃よりは、さらに弱くなり、昨晩の記憶がテジナーニャ。歯磨きしたっけ?風呂入ったっけ?とか。 弱くて良かったと思うのは、深酔いしても気性が荒いとか泣き上戸でもなく、あんまり粗相もしてないはず、、。吐いて寝落ちというパターン。   酔った行動で、可愛い失態をここで幾つか紹介。   ①スマホで音楽聴こうとして、有線のイ

          階段フェチ

          吾輩は階段フェチである。 フェチの意味は、性的興奮は、もちのロンだけど、恍惚へと誘う物や物事に拘ることも含んでいるらしく、そうなると階段フェチだと思う。 出歩いたことのない街を散歩するのが好きなので、そこで出会う初めましての階段を見るとワクワクしてヤクルトの春季キャンプかよ!と突っ込みながら嬉しくて登ってしまう。 子供の頃は、終着不明の畦道を進み、所々の用水路を飛び越えたり、毎日が冒険の日々だったけど、わざわざ階段を探し求めてはいなかった。 30代に入り、神社仏閣にハ

          階段フェチ

          祖父母

          富山出身なんだけど、父方、母方、どちらも鹿児島出身なので、祖父母に会いに何度か鹿児島に行ったことがある。 どちらかと言えば、母方の祖父母と会う機会が多く、思い出深いので、そのお話を。 おじいちゃんは、挨拶に関してだけ厳しかったけど、他のことはとやかく言わず、欲しいとねだれば、玩具や服などを買ってくれた。 さすが九州男児というか、成人してからは一緒にお酒に飲めるのが嬉しそうで、顔を赤らめながらずっと微笑んでたね。 家族みんなダウンしたけど、おじいちゃんと自分だけが残って、焼酎

          FUJI ROCK

          フジロックに一度行ったことがあり、カカオ70%位のほろ苦い思い出もある。 行ったのは、2005年の21歳のとき。 アーティスト目当てというよりは、フジロックの雰囲気を味わいたく高校の時の友達と観に行った。 前夜祭からアーティストグッズ販売やらクラブハウスさながらの空間でDJが来場者を夜通し楽しませるパーティー的なイベントもあったので前夜祭と1日目に参加することにした。 その前夜祭の入場前にもたくさん列が出来ていたけど、せっかくなら限定のTシャツをゲットしたかったので、どの柄

          SUMMER SONIC

          サマソニには、数回行ったことがあり、印象深いのは、初参戦の2004年の時。 大型音楽フェスというのも初体験でウキウキしてた。そして当時、アヴリルラヴィーンにハマっていてヘッドライナーとして来日も決まり、生アヴリルを観たいと思って友達を誘って観に行った。 千葉マリンスタジアムに到着し、午前中からハイネケンで乾杯したビールがとても美味‼︎ とりあえず、全部のステージを周ってみようと、幕張メッセの方でも何組か観てきた。 そして念願のアヴリルを拝むため、出番の3組前くらいから千葉

          JUDY AND MARY

          絶滅危惧種語になりつつある「追っかけ」という言葉がかつてあり、今でいう推し活のファン活動が存在している。 熱狂的ではないけど、JUDY AND MARYのYUKIちゃんが大好きだった。 入り口は、兄ちゃんが音楽番組を観ていて、そこで「ドキドキ」という曲のMVが流れていて見入って、なんて可愛くてカッコいいんだろうとグッと惹き込まれ、解散する少し前の1998年頃からファンになった。 今も大体の曲はそらで歌えるし、イントロドンならそこそこ勝つと自負。 キャッチーな曲で手紙のように

          初恋

          初恋の始まりの時期は曖昧だが、明確にこの人、って言える人はいる。今でも会ったらきっとドキドキすると思うなぁ。 その人は、クラスの枠を越え、学年でもマドンナだった。クラスで一緒になったのは、小学五、六年生と中学一年と三年生のとき。 友達にも好きな人を打ち明けることはなく、ひっそりと好きな気持ちを心に閉じ込めていた。 好きな子に対して、ちょっかいを出してしまうとか青春胸キュン映画のありがちパティーンだけど、そんなのは高難度過ぎる。 目の前にいるだけで赤面して、ただその子の前で不

          最強の日

          高校入学して、すぐに仲良くなった友達がいる。ノブというやつ。 単に席が近かったから話すようになったのが、きっかけだが、陽気で、ちょい不良の部分を持ち、裏表がなさそうで、友達になりたいタイプだと思い、ノブの懐にささっと入り、すぐに打ち解け仲良くなった。 不良のどういう悪さをしていたかは、時効だと思うけど、ここはミッフィーちゃんにしておこう。一つだけ、そんなに悪いことじゃないかも知れんけど、イオンとか、イトーヨーカドーとか、屋上に大きな看板があるような所で、ノブが「看板のテッペン

          写真屋

          二十六くらいのときに写真屋でバイトをしていた。商店街などでよく見かけるような写真屋で。外からでも店内が確認できる構造で、営業中はドアのような仕切りがない。 唯一、入口に空気が出るエアーカーテンが付いていたが、クリスタルガイザーの蓋のようなもので、心許ない。特に冬は寒すぎてバスケ部やサッカー部が着込むようなベンチコートを着て接客をしていた。 そんな寒い冬、自転車乗るときのヘルメットを被ったままの四、五歳くらいの女の子とお母さんが来店された。何度か利用していただいたことがあった

          幼馴染

          疎遠になった時期もあるが、今でも繋がってる幼馴染が二人いる。宮とジョッピーだ。(ニックネーム)   特に宮とは、家も近く、中学生までは、毎日のようにテレビゲームや缶蹴りなど屋内外で遊んだ。 宮はガキ大将っぽい面があり、どSの言動があった。  中学二年のときに宮の家で三人でゲームしていて、もう一人の友達と俺がパワプロで対戦していた時に、ふと頭の上に何かが落ちてきた。触ってみると宮が噛んでいたガムだった。髪に絡んでいて手で取ることは出来ず、絡む髪の所をガッツリとハサミで切った。ブ

          浪人

          高校三年の冬、進路について悩むことはなかった、悪い方の意味で。 将来なりたいもの、やりたい事が全くなく、実家からは離れたいが、大学に行きたいとも思わなかった。確かにキラキラしたキャンパスライフで、バイトで仲良くなった女の子とボロボロアパートでランデブーみたいな憧れはあったが、本当にやりたい事がなく、親には良い大学を目指すという口実で、浪人生になった。 予備校も行かず、ちょこっとバイトをしながら、バイト以外は、家に居ずらいので、毎日、図書館に行って、雑誌やドラえもんの漫画など

          痛風

          芸人さんとか自虐的に話す病気で他人事のように笑ってはいたけれど、、 三十八になった年の十一月、痛風になった。噂通りの激痛、足が爆発した。昼ごはんをコンビニで、おにぎりとメンチカツを買い、外のベンチでササっと済ませすぐに会社に向かった。 するとfield of viewのごとく突然、右足の甲に激痛が襲った。 骨折したと思い、その場でうずくまり、足を確認した。特段、外傷もなく変化はない。とりあえず、会社まで足と心配を引きずってなんとか歩いた。 色々ネット検索すると、ドンピシ