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暗清色現象

蛙化現象は恋愛のことのようだが、恋愛以外の日常生活で急に冷めてしまうことは何と表現するのだろう。

幾つか思い返して、あるきっかけで気分が急降下して心が離れた出来事を。

①アクション映画編
映画は好き。ノンフィクション系のリアル描写映画が特に好き!
 
あるアクション映画を観てた時、手に汗握る展開が続いてたけど、クライマックスに差し掛かり、一騎討ちを迎えた場面で、悪役が意図的に拳銃を捨て、それを見た主人公も拳銃を捨て、分かってるだろ、お前とは生身で勝負だ!みたいな無言のやり取りを観た時、うわぁ〜と一気に冷めた。
※シルヴェスタースタローン先輩をディスってるわけではありませんので、悪しからず。
 

②エリアマネージャー編

某パスタチェーン店のトマトスパゲッティが美味しいとのことで、食事しに行った。

お笑い芸人さんが絶賛してて、楽しみというハードルも上げてしまう些かな不安も払拭するほど、美味しかった♪

でもそこで目にしたのは、フロア内で、エリアマネージャー(個人的推測)らしき人が仕切ってるんだけど、滲み出る自分偉いんで感で何か鼻に付く。

完食して美味しい幸せ気分で会計しようとした際、レジの方で、そのエリアマネージャーが他スタッフに対して、客が目につく所にも関わらず、大きめの声で注意していた。
あなたのその指導、全然アルデンテじゃないよ。


③親しき中にも礼儀編

会社で割と仲良くしているグループ(6、7人)で飲みに行った時のこと。

自分の話題になって、当時の彼女と旅行してきた話をすると、写真見せて〜と言われ、彼女が写っているのは避けて、適当に写真を1枚選んでスマホで見せた。

見回ったかなと思いきや最後にスマホに触れていた、もう友達くらいの距離間の先輩が、オイラの許可なしに他の写真見るため、スマホ画面を勝手に横スクロールし出した。

直ぐに、もうやめて下さいよ〜とおちゃらけて言ったけど、土足で踏み込まれたみたいで嫌だったなぁ。。


ほんの少しの悲しみや怒りでもそれまでの喜楽を根こそぎ奪ってしまうほど威力は大きい。
まるで明るいパステルカラーに黒を一滴加えるだけで、濁った暗清色(あんせいしょく)と呼ばれる色になってしまう。
 
なので、恋愛以外で急に冷めてしまった出来事を暗清色現象と呼ぶことにしますね。

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