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階段フェチ

吾輩は階段フェチである。

フェチの意味は、性的興奮は、もちのロンだけど、恍惚へと誘う物や物事に拘ることも含んでいるらしく、そうなると階段フェチだと思う。


出歩いたことのない街を散歩するのが好きなので、そこで出会う初めましての階段を見るとワクワクしてヤクルトの春季キャンプかよ!と突っ込みながら嬉しくて登ってしまう。

子供の頃は、終着不明の畦道を進み、所々の用水路を飛び越えたり、毎日が冒険の日々だったけど、わざわざ階段を探し求めてはいなかった。

30代に入り、神社仏閣にハマり始めた頃に沢山の階段に出会って、あ、俺、好きだって気付いたのかも。
愛宕神社とかゾクゾクしちゃうもんね。

生粋のMっ子なので、登るのは苦ではないし、もっともっと初見階段を探し求める散歩をしようと思ってる。
 

最近、フリスビーを買って、友達と公園で遊んだけど、とっても楽しかった。というのも、ものの数分でフリスビーを投げるのが上達しているを感じたから。

歳を重ねて行くにつれ、成長速度の著しい低下を痛感するんだけど、この数分での成長はとても嬉しかった。
 

この感覚が同じように、階段は、頂上までは大変だけど、短時間で達成感がやってくるから好きなんだと思う。

ちょっとしたことでネガティブ思考に陥りそうな日々の中で、相殺させるように、階段を登って達成感、成功体験を繰り返し、自信を植え付けようとしているのかもしれない。

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