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フルマラソン最後まで走らずサブ5で「完歩」できた

はじめに

2023年12月3日開催された湘南国際マラソンにウォーキングで参加しました。
エントリーした時はランでサブ4を目標としていたのですが、大会当日までに4回実施した30km走で一度もサブ4ペースで走り切れなかったのでウォークでサブ5を目指す事にしました。
目標タイムは同大会に前回(6年前)参加した時のランでの記録4:44:44にし、何とか目標タイムをクリアすることができました。


コース

スタートから江の島入口付近の折り返しまでは緩やかに下り、折り返し後は緩やかに上る事になります。折り返し後、30km付近の湘南大橋、35km付近からの西湘バイパスでは急な上り坂があります。湘南大橋や西湘バイパスでは防風林がなく海からの風を直接受ける事になります。終盤に坂と風に悩まされました。

スタート〜第一折り返し(江の島入口付近)

目標タイムをクリアするには6:40/kmくらいのペースで歩くことになります。しかし、スタート直後から周りのランナーのペースにつられて6:30/kmを切るペースまで上がってしまいました。
また、ランナーの方から「競歩ですか?凄いですね」と声を掛けて頂き、つい調子に乗ってスピードを上げてしまい、6:00/kmのオーバーペースとなってしまいました。その時はスピードに乗れて気持ちよく歩いていたので、「もしかして、サブ4.5を達成できるかも」という期待を持っていましたが、案の定、後半に失速することになります。

第一折り返し(江の島入口付近)~第二折り返し(西湘二宮IC)

第一折り返しを過ぎて23km位から腕を降ってもそれまでより前に進まなくなり、ペースも6:40/kmぐらいから上がらなくなりました。
そこからペースが落ちないようにもがきながら歩きましたが、ペースが6:40/kmから7:00/kmに落ちていき、サブ4.5のペーサーに抜かれ、そこからはサブ5のペーサーの気配に怯えながら歩き続ける事になりました。

西湘バイパスでは登りで向かい風という条件で前に進む事で精いっぱいな状況で、ペースも9:00/kmまで落ちる事もチラホラあり、目標タイムどころかサブ5も無理かなとは思いました。ただ、第二折り返しからは下りで追い風になるので、そこでペースを上げられると思い、必死で歩きました。今思えばここで諦めなかった事で目標タイムをクリアできたんだと思います。

第二折り返し(西湘二宮IC)~ゴール

第二折り返しを折り返すと予想通り追い風になり、また、XGateウォークでご一緒させて頂いた方から声を掛けて頂き、ペースが上がりました。
ラスト200mくらいで脚が攣りましたが、ゴール手前でウォーキングでサブ4を達成されたコーチから声を掛けて頂き最後の力を振り絞ってゴールする事が出来ました。

ペース

いつもの様に後半にペースダウンしています。いつかはネガティブスプリットで軽快にゴールしてみたいです。

心拍数

平均148bpmで6kmから38kmの間150bpmを超えています。

下のサイトにあった最大心拍数の目安値の式に年齢を当てはめると、
最大心拍数=206.9-(0.67×46)=176.8bpm
さらにエネルギー切れにならずに運動を継続できるギリギリの運動強度が最大心拍数の85%と書いてあるので、私の場合は
176.8×0.85=149.6bpm
がギリギリの運動強度になります。
確かに150bpmで歩き続けたらエネルギー切れになりますね。

おわりに

競歩競技と違いコース上にパドルを持った審判が居ないので、終始リラックスして歩けました。また、ランよりも体にかかる負荷が低いので、ゴールした後も足にダメージは残らなかった印象があります。次回はサブ4.5を目指したいと思います。


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