子育てと同時にわかってきた自分自身のこと。

子育ては人生2週目の楽しみと共に試行錯誤の学び直しの機会を私に与えてくれた。
全く自分の思い通りにいかない育児というものは私にこれまで深く考えてこなかった自分というものを教えてくれた。
自分がこんなにも物事をうまく運ぶことが出来ず、
脆いものかと打ちのめされる日々だった。
周りの目が気になる、自分の子とよその子を見比べてしまう、情報を検索しては出来てないと不安になる。あれもやってあげなくてはこれもやってあげなくてはと慣れない育児の中、情報をひたすら取り込んだ果てに自ら作り上げた母親像になれてないと自分を責める日々。
今ならわかる。キラキラしたSNSがその人の全てではないことを。会ったことも話したこともない誰かと自分を比べるなんてアホらしいということ。

悩みに悩んで体調も崩してやっとわかった、自分自身。
今後の人生を生きやすくするために、自分のために本を読み勉強した。
子育ての本から入って、発達や、HSP、不安障害関連の本を読んでみた。
自分には必要ない、と手に取らなかった、怖くて読めなかった類の本。

様々な本を読んで、自分が、水が半分入ったコップを見て、あと半分しかない、と思う人だということがわかった。
同時に、まだ半分もあるんだと思える人がこの世にはいるというびっくりの事実。自分の内面、親からただ受け継いだ世界から世間へ目が向いた体験だった。
こうして自分を知ることで物事の運び方、感情の揺らぎに対して対応できるようになってきた。子供たちへの考え方も変化し、向き合い方も変わった。

子育てと共に見つめ直した自分自身。
自分のことを知ることは今後を生き抜くために有効だ。

今は自分自身の調整を試しつつ、様々な学び直し中。
子供が運んで来てくれる、季節の行事や、節句や昔懐かしい勉強のことについて
親という立場から調べ選択していく、人生二度目の楽しみの中にいる。

#私の学び直し

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