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猫背の子供がきになる

近頃、子どもの姿勢が悪くなっていると耳にします
PC、ゲーム、スマートフォンの普及などにより姿勢の悪い子どもが増加して います。

発育段階で姿勢が悪化してしまうとその後の成長にも影響が及びますので、 子どもの段階から姿勢について注意することが大切です。 

増えていると感じる児童・生徒の体調不良について、教員を対象に質問したところ、回答率が高かった上位10項目に,小学生では「猫背」、中学生および高校生では「腰痛」や「首、肩のこり」が挙げられま した。

増加している原因
小型ゲーム機やパソコン、スマートフォンなどが発達し、子どもたちがスクリーンに夢中になることで、一般的に不良姿勢と考えられている円背や頭部および肩の前方移動が増えています

姿勢が悪いとおきるストレートネック
首の頸椎は緩やかなアーチ状になっていますが、スマホの見すぎなどが原因で、頸椎のアーチが失われ、まっすぐになってしまうことを「ストレートネック(スマホ首)」といいます。ストレートネックになってしまうと、肩こりや頭痛など、様々な不調をもたらします。

ストレートネックの主な症状
口呼吸をしている
最近集中力がなくなった
体が疲れやすい
ぐっすり眠れない
頭痛やめまいが時々ある
最近イライラする事が多い

ランドセル症候群
病名でなく、ランドセルが重い影響で引き起こされる症状をまとめた名称。 小さな子どもが3kg以上の通学カバンを背負って通学することで、身体的異常や通学への憂鬱な気持ちが生まれてしまう状態
小学校1年生から3年生で考えると2.5Kg以下が望ましい。

運動能力が低下し、怪我のリスクがあがる可能性
重心の安定性は幼児の運動能力テストの結果に影響する可能性があります。ゆがんだ姿勢のまま運動をすると、関節に負担がかかって、痛みが出ることがあります。また「つまずいて転ぶ」「転んで手が出ない」といったことも起こりえます。

口腔環境が悪化する可能性
悪い姿勢は、口の中の環境を悪化させます。例えば、猫背は口を開けた状態 になりやすく、口呼吸になりがちです。 口の中が乾燥すると、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。また、口臭の原因になることもあります。

消化機能の低下の可能性
ゆがんだ座位姿勢のまま食事をすると、食べこぼしが増えたり、内臓が圧迫 され、食事摂取量の低下に繋がります。また内臓が活発に働かず、食べ物の 消化がうまくすすみません。

子供の頃姿勢が悪いとよく叱られたものですが、今や体に及ぼす影響がわかってきています。簡単には変化しない姿勢。
もし悪くなっていれば気づいてあげたいですね

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