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クレタ島~その1~

新年あけましておめでとうございます。

新年早々、悲しいニュースが飛び込んできました。
当時、震源地から遠く離れた茨城県でも20秒ほど大きな横揺れを感じました。
現地で被災された方々が置かれている現状を考えると心が痛みます。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方たちに心からお見舞い申し上げます。

さて、今回から去年の夏に訪問したクレタ島について書こうと思います。

クレタ島は2つ目の目的地。
サントリーニ島からフェリーで約3時間。
クレタ島の最も大きい街「イラクリオ」へ。

今回の旅の道のり
クレタ島へのフェリーの様子
クレタ島の地図

クレタ島は本土から約160km離れた、ギリシャ南方の地中海に浮かぶ、ギリシャ最大の島です。

面積は約8,300㎢、人口は62.31万人です。面積は、日本の広島県に相当するそう・・!

地図に記載してある3つの街 (Heraklion イラクリオ、Rethymnon レティムノ、Chania ハニア)は、人口1万人以上を誇ります。

クレタ島は、ヨーロッパにおける最初の文明のひとつである「ミノア文明」が栄えた島です。
紀元前3000年から紀元前1400年頃まで栄えたこの文明は、平和で開放的であったとされています。

ミノア時代の様々な遺跡から、当時からワイン生産が行われていたことが分かっており、ギリシャで最も古いワイン醸造の歴史を持つ産地です。

クレタ島には、南北を分けるように2000m級の山が3つ横並びに存在します。
そのため、南のアフリカ大陸から来る暖かい風を山が防ぎ、北側の気温を抑えることができます。
ブドウ畑は主に北側に位置するのもこの理由からです。
また、栽培者は高い標高にブドウ畑を持つことによって、より涼しい環境でブドウを栽培することができます。

大部分のクレタ島の土壌は石灰岩で形成されており、斜面の土地はやせています。

クレタ島の温かい気候、土壌、地形、十分な水分が合わさり、ブドウ栽培にとても適した環境を作り出しています。

クレタ島の主な主要白ブドウ品種はヴィラナ種で、主要黒ブドウ品種はコチファリ種やリャティコ種になります。
どっしり重いワイン、というよりは軽やかで何にでも合わせられるワインを生産しているのが特徴的。

大きな島なので、畑が位置する場所によって栽培環境も異なり、多種多様な環境から幅広いスタイルのワインを生産しているのがクレタ島産ワインの魅力の1つです♪

山道運転の休憩スポットからみえた真っ青なきれいな海
山は一面オリーブ畑

ちなみにですが、クレタ島はオリーブとオリーブオイルの名産地!
また、クレタ式ダイエット、別名地中海式ダイエットが生まれた土地でもあります^^
農産業が盛んなクレタ島は、美食の島とも呼べるのです・・・!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、クレタ島の度~その2~です^^


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