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健康悪化、環境破壊…日本人が知らないマスクのデメリット #5 最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン

社会現象にもなったベストセラー、『世界一の美女になるダイエット』で知られるエリカ・アンギャルさん。そんな彼女の近刊『最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン』は、食べものから、生活習慣、メンタルマネジメントまで、私たちのカラダが持つ天然の最強ワクチン「免疫システム」を、より強化する方法を教えてくれます。その中から、ぜひ今日から試してみたいメソッドをいくつかご紹介しましょう。

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マスク着用はいつまで続く?

今回のコロナ禍で、マスクが感染予防に効果的かどうかには賛否両論があり、現時点では店舗や電車の中などでエチケットとしてマスク着用が求められています。

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しかし、外を一人で歩いたりジョギングをしたりしている時、自転車に乗っている時、また一人で車を運転している時にもマスクを着けることには、私は疑問を感じています。

長時間のマスク着用には、いくつかの明らかな問題点があります。まず、新鮮な空気を充分に吸えないと酸素が不足し、頭痛や集中力低下の原因になります。また、感染予防のために着用しても、皮肉なことに酸素不足で免疫細胞が減少する可能性も指摘されています。

さらに、肺が排出しようとしている二酸化炭素を再度吸い込んでしまうので、頭痛、めまい、眠気、疲労、息切れを引き起こす可能性もあります。

その他にも、マスクをすると口呼吸になりやすく、さらに水を飲むのが面倒になって水分摂取量が減る傾向もあります。そうなると、口の中が乾燥して唾液が減り、結果として歯周病や口臭が悪化するという問題も起こっています。

この症状は海外の歯科医たちの間で「マスクマウス」と呼ばれ、メディアでも大きく取り上げられています。マスクを着けるべき時は着け、それ以外はなるべく外すという工夫が必要だと感じています。

使い捨てマスクは環境破壊につながる

マスクに関してもうひとつ忘れてはならないのが、使い捨てマスクの問題です。まず、地球環境への悪影響が懸念されています

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使い捨てマスクのほとんどはポリプロピレンというプラスチック素材でできているので、世界中の人々が毎日使用すると、年間で大量のリサイクルできないプラスチック廃棄物が発生し、自然界で分解されるまでに数百年かかるといわれています。

また、ポリプロピレン製のマスクからは微量ではありますが人体に害を及ぼす化学物質を含むガスが放出されているので、それを長期間にわたり吸い込むことによる健康被害も懸念されています。

このような問題を避けるために、私はオーガニックのシルクやコットンのマスクを毎回洗って使っています

また、ベルガモットのエッセンシャルオイルを一滴落としたティッシュをマスクの中に入れています。よい香りがするのはもちろん、免疫力を高め、ストレスホルモンのコルチゾールを減らしてくれるメリットもあります。

現時点ではあらゆる意味で完璧なマスクは存在しません。少なくとも、一人で外を歩いている時や運動中、運転中などはマスクを外していつも通りに呼吸し、できるだけ新鮮な空気を吸い込んでください。いつでもマスクをすればOKではなく、状況に応じて判断することが大切です。

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最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン

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