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倉敷市真備町へボランティア派遣

大学生のボランティア派遣のコーディネーターもやってるゲンヨウです。昨日は岡山県倉敷市真備町へボランティアに鳥取の大学生14名と一緒に行ってきました。

現地に到着しました。ゴミが積まれていたり、家の窓が無かったりと、状況が段々わかってきます。

今回は日本財団の真備ベースという、社協とは違うボランティアセンターにお世話になりました。社協では拾いきれない声などが集まっているようです。

班を二班にわけて作業でした。
一班は、壁や天井をはずす作業。
二班は二階まで水に浸かったお家を蘇らせる第一歩としての泥出しの作業でした。僕は二班に参加。

僕らのチームは風組関東さんが丁寧な計画と指導で引っ張ってくれました。専門的な道具もお借りして作業です。
【風組関東さんのFacebookページ】

お家の方も、「何から始めて良いかわからなかった」とのこと。これまでも災害を支援されていて、こういった民間の専門チームにノウハウが積み重なっています。支援金はこういう方に回るようになってきています。

現場でお話しを聞いたのですが、真備町はゆっくりと水が増えて行ったので、水害の中でも土石流などと違って、家の構造は大丈夫だそうです。ちょうど建築系の専門の人が来られたのでその話を大家さんとされてました。
なので、復活のために壁も床も剥がして消毒します。

床下の作業は、なかなか進みません。慣れない作業と暑さもかなりのものでした(現地の方の話だと、これでも涼しくなった方とのこと)、マスクにヘルメットと暑さをより感じる仕組みもあったかと思います。滝のように汗が出て、給水しないと熱中症確定です。ペットボトルの水を2Lくらいは飲んだかと。

お昼休憩は日陰にて。いろんな話をしたのですが、依頼主の方が「私の家ばかりお世話になって良いのかしらとも思う」とお昼に話していた。「声を上げてもらって、周りに良かったよと伝えてもらう方が、結果的に助かる人が増えます」とお伝えしたが、遠慮してしまうのも現地に入るとわかります。

さすがに二階までは上がって来んと思って、二階にいたらボートで助けてもらったと語るお父さん。

遠慮してしまう空気の中で、声に出ない需要を丁寧に拾うチームは大事かと。ボランティアセンターもボランティアを捌くのに必死で需要調査も行ききれてないとも聞きました。徐々にやっていくしかないので、引き続きボランティアを送ったり、募金を考えたいです。

Twitterで状況を可能な限りで呟きました。見てみてください。twitterで呟いていたら、家主さんと繋がりました。飲み物のお礼を最後に伝えられなかったので良かったです。twitter凄いなぁ。

そんなわけで呟いています。フォローいただけると嬉しいです。


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