中村商店カキ

コーディネーターがすることって何?

備忘録的投稿です。まだ自分の頭の中で固まってません。

いろんな人や場所を連携させて仕事をしています。コーディネーターとか言われている仕事です。会社としてもそういう場づくりに力を入れてやっています。これまでに無い出会いと機会を作ることで、これまでにない価値を鳥取に生み出していく。

農村×大学生×ボランティア作業・・・農村16きっぷプロジェクト

農村×大学生×コメ作り・・・三徳レンジャープロジェクト

大学生×社会人×語る場・・・だっぴ鳥取

大学生×社会人×飲み会・・・アジトノウタゲ

移住社員×空き家×起業・・・ハンター民宿BA-BAR

企業×大学生×長期インターンシップ・・・実践型インターン

企業×金融機関×大学生×企業課題・・・鳥取パラレル留学

この他にも、日野町に後輩の農家希望男性を紹介し、8年経った現在では町の農業委員になっていたり、弊社大学生が鳥取の企業に就職し始めています。

最近では、鳥取銀行、鳥取信用金庫の2金融機関と業務提携を結ばせていただき、前述のパラレル留学への職員の参加や、地域おこし協力隊の後方支援の連携などもやっています。

コーディネーターの機能には、6点(20170906現在)あるかなと。
(1)つなぐ
(2)一緒に考える
(3)情報を整理する(話を聞く、見える化する)
(4)互いのメリットを見出して接点を作る(ニーズを探る、仮説を立てる)
(5)連携を俯瞰的に見て手を打つ
(6)外の情報を持ってくる

関わる個人や組織との面談・相談を通してやり方を考え、両者が出会うこと・その後を伴走することで両者の可能性を広げるのが仕事ですね。

キャリアや経験値や人脈という変数の多いシゴトですが、評価される仕事になるのは、重要な点を押さえていることだと思います。

(1)これまでにない価値を提供しているか
(2)それを求めている人がいるか
(3)相手(個人・組織)をリスペクトしているか

かなと思います。弊社の仕組みで一番、応援してもらえるのは農村地域への大学生の派遣ボランティアです。

(1)これまでにない価値を提供しているか
これは、それまでには大学生が地域に入ることが無かったところに、派遣の仕組みを作っています。地域にとっても手伝ってほしい部分に若い人が関わることで副次的な効果も生んでます(日野の移住者とか、ハンター民宿はまさにそうです)。

(2)求めている人がいるか
そして、大学生が現場体験を求めているので、続いています。同じように地域も手伝ってくれること、若者が来ることを求めているので続いています。

(3)相手(個人・組織)をリスペクトしているか
大学生をタダの労働力にはしない。地域が疲れすぎないように地域と話をしながら、料理ボランティアを配置してみたり、持ち込み企画を提案したりします。関係先をリスペクトする。「大学生は暇でしょ」と言われることは多いですが、時間を使ってきてくれることをリスペクト。受入れ地域も学生を応援してくれたり、受入れ態勢を作ってくれますが、そこは無理はさせないようにしてます。

うちの組織の基本スタンスは、「個人と組織の可能性を広げることができるか」なのかなと。書きながら思いました。ちょっとお節介です。単なるマッチングもアルバイトではやりますが、このコーディネートは○○さんの可能性を広げられているだろうか。と自問自答するのがポイントなんじゃないかと思いました。

そんな感じで今日も頑張ります。9月7日、今日はCMソングの日だそうです。1951年のコニカのCMが最初みたいです―。


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