見出し画像

R-SICに登壇してきました。

鳥取県で、大学生と地域のコラボレーションを仕事にしているゲンヨウです。東京に来ています。一般社団法人リディラバさんが主宰する”R-SIC”というイベントに呼ばれました。

僕が呼ばれたのは地域行政の役割に関する分科会でした。進行役(モデレーター)にETIC.の瀬沼さんに入ってもらって、西粟倉村の上山さん、東広島市の堀江さんというメンバーです。

わきあいあいとした感じでやり取りできました。各地区で前提条件が違うこと、基礎自治体(市町村)だとしても、自治会・小学校区・全地域とレイヤーが違う中で、どこに集中していき、どこを住民と作っていくのかなどが見えてきました。

西粟倉村の上山さんがおっしゃっていた、「38名の役場の人材でできることが限られるので、外部組織と連携する」。それは物理的な限界であったり、得意技だったり、行政ではない組織がやった方が良いものだったりするので、そこを柔軟に外に出していく。

これは、今後の地域行政側に増えていくと良いんだろうなと思いました。僕らのNPOの役割は、そこをちゃんと担えるようにレベルアップしたり、外部との連携方法を増やしたりしていくことなのかなと思いました。

自治会など社会的な基盤の維持は、当然やる事でありながら住民ベースで進めていくこと。まずは経済資本の部分に産業を作りながら、若者を増やす流れを作る。その関わる若者が社会基盤の維持に関わってくれる、そんな流れのなのかなと思いました。

(話ながら書いたメモ)

なんとなく、話してみたいことをあらかじめピックアップしていたのですが、事前のセッション、事後の振り返りも含めると良い話ができました。

大学生が地域に関わる価値と可能性は大きく2つあると整理できました。一つは存在価値としての可能性、これは僕らの活動で言えば農村ボランティアなど、いてくれること、一緒にやってくれることで生み出される価値。これも参加する学生たちにとっても現場を知る機会、役割を感じて自己固定感をあげる機会になっています。

更に、存在価値の時代を経て地域で何かを生み出してみたくなる創造価値と可能性があります。これに関しては、僕らでいうと鳥取に残って就職して動いていたり、「なにたべ」みたいに誰かのためのサービスが始まったり。集落に移住してみたり。

カタチはいろいろありますが、そういう流れを丁寧にやるのが、地方大学の近くにいる僕らコーディネーターの役割になっていくのかなと思いました。

明日もいろいろお話を聞く機会がありそうなので、楽しみです。しっかり勉強するのと、つながりを作っていきます。

状況は呟けるかなぁ。


この記事が参加している募集

イベントレポ

応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。