としゆき

公立高校教師24年目となりました。地理を教えています。若手だった私もいつの間にか中堅。…

としゆき

公立高校教師24年目となりました。地理を教えています。若手だった私もいつの間にか中堅。若手だった時は、生意気な教師だったのに、いざ自分が中堅の世代になると、年代や世代ごとに考えたり、苦しんだりすることもあるんだなと、人生の時間を積み重ねることの深みや味わい、多面性を感じています。

最近の記事

教育界の矜持

なにか教育課程の改定も、 社会に役立つか役立たないかで 教育が判断されているような気がしてなりません。 もちろん、 社会に役立った方がいいに決まってますが、 役立つか役立たないかすぐにわからない 結果が出ないことだってあります。 そこに価値を見出すのが、 教育的視点だと私は思います。 だから、 教員は生ぬるいんだとか 他業界からは思われるのでしょう。 また、教育界でも比較的結果に現れやすい 合格実績やテストの結果なんかだけで、 児童・生徒や教員の評

    • 大局観と働き方

      誰かのイエスマンだった人は 今度は誰かをイエスマンにしたがるの? それが持続可能性のある働き方 多様性を尊重した生き方 であるのかどうか 自問自答してほしい 大局観を持ち合わせ その大局観に基づいた生き方が 人を導く立場には求められる 私は誰もイエスマンにしようと思わないし 誰かのイエスマンになるつもりもない そういう人がいても心乱されない気持ちの強さを鍛えなくては 主体変容 矢印を自分に向けよう 未来と自分は変えられるが 過去と他人は変えられない 変えようとしない イ

      • 【授業のない、ゆったりした早朝の職員室でぼーっと考える。】

        今日は授業なしの業務日。 ある意味気楽、ある意味気を遣う一日。 普段は、朝も職員室でしたいこともあるし、早めに着いて、気持ちを充電して始業を迎えたいので、どこかに立ち寄ると言うことはないが、朝に余裕がある一昨日からの朝は神社に立ち寄って、出勤した。 毎日帰宅前に勤務先近くの2社に参拝している。ほぼ毎日続けている、ある意味ルーティーン。はじめはお祈りすることの方に強い思いがあったが、習慣化したここ最近は、なぜか無心で、神社に頭を下げている。 ラグビーに詳しい方から、早慶

        • 【試合引率(なぜか思うところあって長文に)】

          今日は年度内最後の県内試合引率。 なにも手伝えることがなくて、まさに座っているだけの引率顧問ですが、 生徒の応援と、教師としてのあり方を考える時間にしたい。 自宅からは勤務校より格段に近い高校(実業系)にて。 自分自身のQOLだけ考えれば、 痛勤(通勤)時間は短いことに越したことはない。 常態化している持ち帰り仕事も 少ないに越したことはない。 今日はストレス全くなく到着。 (勤務校までは県内有数の渋滞スポットがあることもあり、渋滞にはまりたくないことも、早い時間帯に通勤し

        教育界の矜持

          【オンライン授業 (カリオモンズコーヒーロースター伊藤さん)】

          テーマは「フェアトレードと地元起業について」 足繁く通っているお気に入りのコーヒー店さん カリオモンズコーヒーロースター。 「コーヒーって苦いもの?いやいや甘く口の中で転がせるもの」 ってコーヒーの概念を覆してくれたコーヒー店。 私、最近こちらのコーヒーしか飲んでいません。 代表の伊藤さんのお話を2度ほど聞いたことがあった。 中米の農家さんとのやりとりや、フェアトレードの話、 モカのお話も興味深かった。 「実は、カリオモンズのファンです。」 って講演後に声をかけたのがファー

          【オンライン授業 (カリオモンズコーヒーロースター伊藤さん)】

          ドルトン東京学園 安居先生のご講演

          ・世の中の変化は早く大きい ・学校は減点法 世の中には100点満点という概念がない。         世の中は加点法、満点もない。 ・「当たり前」が当たり前でないという前提で。 ・答えはないし、一つではない。 ・学校が聖域ではなくなる。 ・75%の人が日本の教育を不安視。「先行き不透明」「グローバル化に対応できるか」「ICT未整備」 ・教育が変わらないのは、本音は誰も個性的な人材は望んでいないから。(山口周さん)その最たるものが「新卒一括採用」の維持。 ・後悔していることは、

          ドルトン東京学園 安居先生のご講演

          山口県酒井酒造 五(five)ピンク

          山口県酒井酒造 五(five)ピンク

          今日の日本酒🍶①

          今日はおせちをあてに昼から日本酒! 私は元来日本酒党しかも実は甘口よりも若干辛口が好き✨ 名酒を通販で購入できる千葉のさせ酒屋のサイトで見つけた 岐阜は林本店の百十郎 純米吟醸 生原酒 冬のオリオン✨ 甘口にはないキリッとした後味ながら 重くなくスルッと喉を通り抜ける。百十郎、覚えとこっと。

          今日の日本酒🍶①

          2020年お世話になりました!良いお年をお迎えください。2020年最後のつれづれなるままに。

           今年つながりのあった方々、お世話になりました。2年連続実家での年越しではありませんが自宅でゆっくり過ごしております。  私の2020を一字で示すならば、「挑」だと思います。 ・ブログ ・Youtube ・NHK高校講座(いつ休校になってもいいようにとの消極的導入だったのですが、チョーク&トークでは出来ないことが動画ではできるという積極的導入に変わりました。)を取り入れた授業 (生徒にとってはなぜか、「動画を見せる=教師の手抜き」と捉えられるところもあり、いろいろとその必要

          2020年お世話になりました!良いお年をお迎えください。2020年最後のつれづれなるままに。

          「SDGs6 安全な水とトイレを世界中に」で授業を

          こんばんは😃🌃 今回の定期考査範囲には「水と人間生活」部分を含み 教科書にも見開き1ページが割かれており これまでは試験範囲には入れていませんでしたが、 SDGsにも入っていることから問題作成にチャレンジしました。 なぜ、この6の項目が入っているのか?という ある種、雑な生徒まかせの問題となってしまいましたが、 試験前に事前にテーマを与え、自分で調べてくること前提の問題です。 試験を返却し、今日はその補足の時間。 「今までの授業は自然環境中心で、人について取り扱わなかったけ

          「SDGs6 安全な水とトイレを世界中に」で授業を

          コロナ鬱

           こんばんは。連休明けの平日初日、みなさんお疲れ様です。  勤務校では三者面談時期を迎え、我がクラスは三日目を迎えました。  13時からほとんど休みなく16時30分までエンドレスの一本勝負です。正直空き時間がほぼないので通常の授業期間よりもハードです。  今年度の振り返りとこれからの展望を生徒自身に事前に配布し記入させたプリントを基に、保護者と私にプレゼンさせます。もうこのやりかたの面談も3年目です。  担任として私が話すのは面談時間の多くて3割ちょい、ほとんどは生徒自身が自

          コロナ鬱

          人生初、ZOOMのホスト!教え子さん達(教員1年目の時の高1)とオンライン飲み会を実施!みんな元気で何より!そして意外と簡単にZOOMホストが出来ました!会うための手間や時間を考えると、オンラインはツカエマス!

          人生初、ZOOMのホスト!教え子さん達(教員1年目の時の高1)とオンライン飲み会を実施!みんな元気で何より!そして意外と簡単にZOOMホストが出来ました!会うための手間や時間を考えると、オンラインはツカエマス!

          出席番号の偶数奇数別で約半数の分散登校で考えたこと①授業はなまもの、一言一句全く同じ授業は出来ない②授業ではライブでしか出来ないこと(全生徒に視線を注ぐ等)に注力する必要あり③やっぱり少人数の方が目が届く④反転授業に挑戦したい!(もうすぐ正常化出来るかな?)⑤普段の授業を見直す

          出席番号の偶数奇数別で約半数の分散登校で考えたこと①授業はなまもの、一言一句全く同じ授業は出来ない②授業ではライブでしか出来ないこと(全生徒に視線を注ぐ等)に注力する必要あり③やっぱり少人数の方が目が届く④反転授業に挑戦したい!(もうすぐ正常化出来るかな?)⑤普段の授業を見直す

          他県の先生との情報交換をしてみて

          こんばんは!この土日、他県の先生方と情報交換をする機会に恵まれました。そこで感じたことなんかを備忘録を兼ねてつらつらと記したいと思います。 ・授業動画も大事だが、生徒との心のつながりの再確認みたいなもの、「学びに取り組める安全で安心できる環境」の提供と確認の方が大切ではないか。 ・「なんのためにICT活用をしているのか」の確認が必要。 ・手段と目的の混在が多々見受けられる。(追記:このことについては、平常の学校でも言えることで、なんのため?が抜けているとも言える活動があ

          他県の先生との情報交換をしてみて

          インターハイ中止のニュースを見て考えたこと

           2020年4月27日の朝日新聞の運動面解説(8面)の抜粋  「全国高校総体という晴れ舞台がなくなったとき、監督やコーチは、生徒を引きつけ続ける指導力を持っているだろうか。勝利にひも付いた進学や就職が不確かになっても、高校生たちは競技を続けたいと思えるだろうか。勝ち負け以外のスポーツの魅力を、競技団体は示せていただろうか。再び開催される日のために、考える機会にしたい。」(忠鉢信一記者)  この論説と、私の中止に関わる意見が近いので、ブログに記そうと思いました。  もちろん生徒

          インターハイ中止のニュースを見て考えたこと

          noteはじめました!

          2020年3月30日、noteはじめました!今年度、もう学校でしかできない仕事もないことから今年度(2019)最後までおやすみをもらっています。 ブログ?とYouTubeをupすることが今月の目標だったのですが、ギリギリになってしましました。いろいろと考えて結局何もしないという点が私の悪いとこなので、すこしでも改めていこうと思います。 そういう今日は志村けんさんが亡くなってしまうという寂しい一日となってしまいました。(亡くなられたのは昨日) 私たちの世代は、なんといって

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