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他県の先生との情報交換をしてみて

こんばんは!この土日、他県の先生方と情報交換をする機会に恵まれました。そこで感じたことなんかを備忘録を兼ねてつらつらと記したいと思います。

・授業動画も大事だが、生徒との心のつながりの再確認みたいなもの、「学びに取り組める安全で安心できる環境」の提供と確認の方が大切ではないか。

・「なんのためにICT活用をしているのか」の確認が必要。

・手段と目的の混在が多々見受けられる。(追記:このことについては、平常の学校でも言えることで、なんのため?が抜けているとも言える活動があったり、例年通りで再検討が加えられることなく続いていることがあったり、手段が目的化していることもあります。)

・学校活動が正常化した後でも、通用するような取り組みが必要。(私は反転授業の実践・研究を深めたいと考えています。)

・ある関西地域の府県では、休校期間延長でclassiかスタサプ(スタディサプリ)のどちらかを学校で選択し、府県の予算で導入する計画が進んでいる。

・ある関東の県では、昨年夏に教員、生徒一人一人にGoogleアカウントが割り当てられ、この休校時に活用できた。しかし、生徒にとっては、生徒個人のプライベートのアカウントと学校から与えられたアカウントの切り替えをしなければならず、生徒自身が自ら情報を見に行かないといけない。(某B社のLMS(ラーニング・マネジメント・システム)の新着通知がなくて、生徒自身が見に行かないといけないとの同じか?)

・様々な格差は広がっていく一方なのでは?(公立と私立、進学校と実業校、全日制と定時制、都市部と地方、ICT活用する先生とそうではない先生)

・授業動画ではなく、探求型の動画も提供できないか。

・G Suite For Educationを利用している都県が多い。

・授業動画は通常授業の補完的役割を超えることはないのではないか。

・個々人の取り組みから、組織としての取り組みにしていく必要がある。

・管理職次第で学校の取り組みに差が出てくる。

ということで、メモしている事柄を記しました。他県の状況を在宅で知ることが出来て、充実した土日でした。高い交通費払って他県に出かけるのが負担に思えてきます。

追記:書き忘れたことを少々。今まで私は年に数度、県外に研修に出て情報収集をやってきました。(旅行が趣味なので趣味と実益を兼ねてはいますが。)そこで、インプットばかりしてきましたが、アウトプットの重要性に気づき、(そういう書籍もありますよね。)ブログやYoutubeなどでの発信をしようと考えていました。考えるだけで行動に移せなかったのを、後押ししてくれた(せざるを得ない状況になった)のは、最近の臨時休校への対応です。皮肉なものではありますが、ちょうど教員生活の折り返しを迎えようとしている時に、脱皮を図る上でもいい時期だと思うので、時間や気力(私自身のモチベーションも(笑))の続く限り自分自身の教育活動のリニューアルをしていこうと考えています。

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