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韓国のバンド“LUCY”にハマったって話

ここ最近…というか、近々のこの年末年始で、
初めて“韓国の好きなバンド”を見つけました。

外国語の曲をこれまで全然聴いてこなかった話

そもそも日本以外の音楽を聴くようになったのも、ほんとここ1年くらいの話なんですよね。
それまでは洋楽とかも一切聴いてこず…。

これには結構明確な理由があって、
自分にとって、曲を聴く・好きになる上で、“歌詞”が超々大事な要素だからです。

なんで、分かんない言語の曲は聴いてこなかったという。

逆説的に(?)、いくらメロディーが好きでも、
あんまりにも歌詞が自分の価値観と合わない、受け付けられないものだと、
どうしても聴こうという気にはなれないです。

流行った曲でいうと、wacciさんの『別の人の彼女になったよ』とか…(爆)

これ、ぶっちゃけ歌詞の詳しい内容も、
メロディーに至っては一節も知らないんですけど。

でも、あくまで!個人の趣味の話ですけど、
タイトルからして無理だったんですよね(爆)
「別の人の彼女になったよ」って、
うるせーよ勝手になっとけよって思うような人間なんで。

他言語の曲は作業用BGMに適してる

まぁなんで、どうしても歌詞を聴こう聴こうとしちゃうんで、
理解できない他言語の曲は好きになりようもなかったんですよね。
そもそも、メロが好きでも口ずさめないからってのもあるし。

んでも、きっかけとしてはタイドラマにハマった辺りからですかね?
他言語の曲もちょろちょろ聴くようになり…。

でもって聴くようになって知った意外なメリットがありまして。
作業用BGMとして、とってもいいっていう。

分かんない言語なんで、歌が入ってても、
ついつい言葉を追っちゃうってことがないんですよね。
それこそ別にインスト聴きながら作業したりもしてましたけど、
やっぱり歌ものは歌もので、より高揚感がアップしたりもするし…っていう。

でも日本語の曲だと、即座に言葉を理解できちゃう分、
作業してても、ついつい曲の言葉の方に意識がいっちゃいがちなんで。
そういう面で、他言語であれば、
歌ものでも作業用BGMに適してるな~って、新たな発見でした。

まぁぶっちゃけ、ほんとに没頭してる時なんかは、
日本語曲だろうとなんだろうと、さしてノイズになったりはしないんですけどね。

“韓国のバンド”が新鮮だった話

そんなこんなで、割かし食わず嫌いな感じで生きてきた
外国の曲についても聴くようになったんですけど、
いわゆるK-POP(アイドルとか)はちょいちょい聴いてても、
韓国の“バンド”で、好きな曲に出会ったのは初めてだったんですよね。

姉にこの話をしたときに「韓国ってバンドとかあるんだ!」ていう、
割とクソほど失礼なこと言ってましたけど(爆)

それでも割と自分も近しい感覚でいたんで、
自分としても、韓国の好きなバンドに出会ったのは、なかなか新鮮でした。


ていうのも、韓国って「エンタメが国策」とか言われているように、
音楽についても、それこそアイドル文化のように、
“魅せる”みたいなことを重視されてる印象がとっても強かったので。

それこそバンドなりの、粗削りな感じというか、
その場その場での“生っぽさ”というよりも、
極限まで突き詰めた、完璧に作り上げられたパフォーマンスを披露するっていうイメージ。

なんで、例えば“ミュージカル”だったり、“舞台演劇”とか、
テーマパークの“ショー”だったり、
そういうものの方が近いイメージだったんですよね。

なんで、“生”というか、より“ライブ感”が強く出てくるであろう
“バンド文化”ってものが、
ほんと勝手なイメージですけど、K-POPとは今一つ結び付かなくって。


でもでも、そこはさすが(?)“魅せる”のK-POPといいますか、
今回「好き!」てなったバンドの“LUCY”も、
いわゆる日本の“バンド”よりも、
皆さんしっかりメイクされてるなぁと思いますし、
衣装の感じなんかも、若干アイドルチックな感じだなぁと思いました。

歌詞もとっても好きな“LUCY”

ほんで…。
その“LUCY”を聴くようになったきっかけの曲が、
先の動画の『Unbelievable』なんですけど、
シンプルにメロディーがすっごくキャッチーで良くって、
関連楽曲で出てきて聴いて、「好き!」てなったのは勿論なんですけど、
歌詞もめちゃくちゃいいんですよね。

もちろん韓国語なんで、聴いてもなんのこっちゃ分かんないんですけど。

MVの動画に公式の日本語訳も付けてくださってるんですけど、
それでも、細かい言葉のニュアンスって分かんないじゃないですか。
(それこそ、日本語曲なら
 語尾が「だよ」なのか「だよね」なのかの違いでも、
 受けるニュアンスって結構変わってきますし)

そんな状態で「歌詞が好き」って、どういうこっちゃって話かと思いますが、
細か~いニュアンスが分からずとも、
それでも十分にセンスの良さが感じられる歌詞なんですよね。

『Unbelievable』は世界向けのタイトルなのかな?
MVの冒頭に出てくる、ハングル文字を見ても、
原タイトルは『아니 근데 진짜』なのかなと思うんですが…。

これ、直訳すると「いや、でもほんと」って意味なんですよね(笑)

この時点でもう「センス!」って感じですし(笑)
接続詞2つ続きのタイトルとか、とっても好きなセンス。

あとはサビで繰り返されるフレーズで、
「아니 근데 진 하」ていうフレーズがあって。
これも直訳すると「いや、でも、ほん…(ほんと)」て、
言い掛けてる一言なんですよね。

それもまた遊び心があって好きだなぁと思いますし。

要約すると、
「お花畑とか行かないでよ~、だってどれが君か分かんなくなっちゃうじゃん」みたいな、
今時の少女漫画のセリフでも出てこんわ!みたいな、
コッテコテのフレーズとかもあったりして(笑)

1曲通して、歌詞の内容としては、
とにかく「好き好き!いや、ほんと!君って超最高なんだから!」
みたいな内容になっていて、
そのとにかく一途な感じが可愛らしくって、
元の韓国語詞の細か~いニュアンスは分からずとも、
翻訳された文章でも、十二分に遊び心とかセンスの良さが伝わってくる歌詞で、
いいな~好きだな~となってます。

バンドの構成が、ギタボ、ベース、ドラム、までは割かし一般的で、
あともうお一方がバイオリンというのも、ちょっと珍しくて好きなポイント。

とにかく『Unbelievable』は、めちゃくちゃキャッチーで可愛らしい楽曲なので、
聴いたことないわ~って方には、ぜひ一度聴いてみていただきたいです。


そんなこんなで、ここ最近の自身のK-POP事情でした。

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