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寝坊の栄養学

こんにちは
この記事をご覧になっている皆さんは、おそらく朝起きるのが苦手な方、もしくは身近に朝起きるのが苦手な方がいるのではないでしょうか。

筆者も朝起きるのが苦手で、恥ずかしながら今日も家を出る時間に嫁に起こしてもらってしまいました。。笑

寝坊の原因は前日の過ごし方次第で改善できると一言で言ってしまえばそこまでです。
(ちなみに今朝の寝坊も、おそらく昨晩ワインを飲み過ぎたのが原因です 笑)

ただ、よく寝坊をしてしまう方は睡眠の質そのものが原因になっている場合もあります。
ということで、今回は睡眠の質に関する栄養学を紹介していきます。

今回の目次
1.睡眠の質を高める栄養素
2.食事から摂取するには
3.まとめ


1.睡眠の質を高める栄養素
睡眠の質を高めると言われている栄養素に以下の2つがあります。
・グリシン
・トリプトファン

まずグリシンですが、ざっくり言うとこの栄養素は身体の深部体温を下げる働きがあります。
また、肝臓の解毒作用もあるので、お酒を飲んだ時に摂取しておくと、アルコールの分解の助けにもなると言えるでしょう。
そしてグリシンは肉類や魚介類に多く含まれていると言われてます。特に多く含まれるのは、
・サザエ 1700mg
・アワビ 1200mg
・あさり 640mg
(可食部100gあたりの含有量)

続いてトリプトファンです。
トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、体内で生成できず、食べ物から摂取しなければならない栄養素です。
摂取すると脳内物質のセロトニンを分泌し、神経を興奮させるノルアドレナリンの分泌を抑えてくれます。
多く含まれる食品は
・豆腐、納豆、味噌などの大豆製品
・チーズ、牛乳、ヨーグルトなど乳製品
・ごま、バナナ、ピーナッツ、たまご
また、トリプトファンは動物性タンパク質との相性が悪いので、植物性タンパク質と摂取することが推奨されています。

2.食事から摂取するには
グリシンやトリプトファンをお手軽に摂取できる食事を考えると、
まずはグリシンがお安く摂れるあさりと豆腐の味噌汁などは両方摂れて効率が良さそうですね。
トリプトファンを摂取しやすいものとしては、ヨーグルトにバナナを入れて食べるのもお勧めです。


3まとめ
今回はつい寝坊をしてしまいがちな人向けに、睡眠の質を上げる事のできる栄養素と食事を紹介しました。
あさりの味噌汁やバナナヨーグルトというと、一般的には朝食のイメージになるでしょうか?
筆者はどちらも夜食べて癒されてます。
栄養素の効果を考えると夜に食べた方が、眠りにつきやすくもなる気がします。

そして、今回挙げていった栄養素2つ以外にも睡眠に関わる栄養素は、まだまだあります。

例えば筆者はコーヒーが好きなのですが、カフェインの取り方でも睡眠の質は変わってきます。
コーヒーについての記事は別の記事として書きたいと思っているので、アップできたら読んでいただけると幸いです。


参考文献
https://www.yuki-gosei.co.jp/glycine/page_6/
https://comeon-house.jp/fromhouse/09/index.html
https://sndj-web.jp/news/000950.php

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