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【アメリカ飯】週末の朝ごはんメニュー3選

アメリカに暮らして8年目。この国でいろんなものを食べてきました。

日本の友人に、アメリカのごはんってどうなの?と聞かれると、わたしならとりあえずチーズバーガーの話をします。めちゃくちゃおいしいから。

でも、アメリカのおいしいものは、もちろんそれだけではありません。チーズバーガーの次に話すとしたら、断然朝ごはんメニューです。わたしは、アメリカに来てから、白米とみそ汁の朝ごはんからはめっきり遠のいています。

ちょうど週末ですし、今日はアメリカ飯シリーズ第2弾、朝ごはんについて書きます。

早速いきましょう。


アボカドトースト

アメリカの朝ごはんメニューで何が一番好きかと聞かれたら、わたしは一瞬の迷いもなくアボカドトーストと答えます。ほぼ、これを伝えたくて今日の記事を書いています。

初めて食べたのは、夫が作ってくれたとき。「な・に・こ・れ!」ってなりました。

味としての完成度が高い
(写真:https://diethood.com/avocado-toast/)

アボカドのとろんとしたこってりさに、半熟目玉焼きの黄身のコクが追い打ちをかけて、たまらないハーモニー。週末の朝食に、材料がそろっているならゼッタイこれ。

『ラピュタ』に出てくるパズーの朝ごはんも、「アボカド足したら良かったのにー」と思いながら見てしまいます。パズーの村にはアボカドは売っていなかったのかな。

アボカドがあったら、シータはこの後のけぞったはず。
(写真:https://brutus.jp/thinking_meal_ghibli/)

材料は、パンとアボカドと卵だけなので、自宅で簡単に作れます。アボカドには、塩こしょうに加えて、お好みでちょっとレモンジュースを足すといいと思います。目玉焼きは黄身がトロッと流れ出るくらい半熟に。

エッグ・ベネディクト

一時期はやって、日本でも珍しくなくなりましたよね。初めて食べたのは、アメリカに移住する前のグアム旅行のときでしたが、一口目の感動はいまでも覚えています。

軽くトーストしたイングリッシュマフィンの上に、ハムやベーコン、半熟のポーチドエッグを乗せて、さらにこってりしたオランデーズソースを上からたっぷりかけたもの。

濃厚×濃厚
(写真:https://www.thespruceeats.com/classic-eggs-benedict-recipe-995318)

トロリと流れ出る卵の黄身のコクと、オランデーズソースの濃厚な味が口の中で一体化します。目を閉じて静かに味わう幸福感。鋭い読者にはバレたと思いますが、わたしは半熟卵の黄身が好きです。あと、濃厚×濃厚の組み合わせにも目がありません。

カロリー?1000くらいかなあ。毎日は食べないでください。

一度週末の朝に家で作ってみたことがあるのですが(わたしじゃなくて夫が)、ちょっと手間がかかります。卵をいい具合に半熟にするために、時間管理をしないといけないし、ソースも別鍋で同時並行で作ります。その合間に、ハムやらほかの具を用意しながら、頃合いを見てイングリッシュマフィンをトーストする…。

そして出来上がったものはとても美味しかったですが、週末の朝からこの料理は正直疲れます(夫が)。それに、朝から鍋1つ以上の洗い物もちょっと勘弁です(これはわたし)。

なので、我が家ではレストランでたまに食べる朝ごはんメニューとして落ち着きました。アメリカでの朝ごはん候補にぜひ。

ベーグル

パンケーキやワッフルも浮かんだのですが、ベーグルで。

あまり珍しくないかもしれませんが、おいしいベーグル屋さんのベーグルは本当においしいです。当たり前のことを言いましたね。

ニューヨークにあるベーグル屋さん
(写真:https://www.bagelsandschmear.com/gallery.html)

おいしくないベーグルは、ぱさっとしていたり、ちょっと固いんですよね。時には噛むのに疲れるくらい。でも、できたて新鮮なベーグルは、サクッとしながら中は柔らかい。さっとトーストしてバターを塗るだけで贅沢な朝ごはんになります。

ベーグルに塗るスプレッドをいろいろ試してみるのも楽しみの一つ。ベーグルのお店には、クリームチーズが何種類か置いてあります。スモークサーモン入りのロックスが定番。ほかにもネギ入り、ディルなどのハーブ入り、ブルーベリーなどフルーツ入りのもの。変わり種では、キャビア入りなんてものもあります。

スプレッドの種類が豊富
(RUSS&DAUGHTERS@ニューヨークで撮影)

ベーグルはサンドイッチにもなります。朝ごはんメニューとしてよくあるのは、平たく焼いた卵焼き、ハムやソーセージ、チーズなどを挟んだもの。ベーグルまるまる1個に、これだけの具が挟まれたサンドイッチを食べると、ランチを抜いてもいいくらいお腹がいっぱいになります。

もはやバーガー
(写真:https://www.eatthis.com/breakfast-sandwich-secret-ingredient/)

ちなみに、ランチタイムのベーグルサンドイッチはもっと豪華になります。いつかサンドイッチの記事を書くので、詳しくはお楽しみということで。

おわりに

ここに紹介しきれなかった朝ごはんメニューはほかにもあります。

ぎょっとしたものとしては、ワッフルアンドチキン(ワッフルとフライドチキンに、はちみつやメープルシロップをかけて食べる)や、ステーキアンドエッグ(ステーキと卵焼き)など。

チーズバーガー推しのわたしが言うのもなんですが、これらはちょっとやり過ぎです。朝ごはんのカロリーは、1000までに抑えてほしいものです。

さあ、この週末はなにを食べようか。


アメリカのごはんに興味を持ってくださった方は、ぜひこちらも。


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17日目です。先は長い。

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