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「オシャレは足もとから、とは?」

はじめまして、合同会社ゲットゴーイングの船中と申します。
私はGrant Stoneというアメリカの紳士靴を輸入販売しております。

そして、自称「日本一の靴屋」です!(売上高ではありませんが)
なぜ日本一なのか、それは一言では言えませんが。。。

このnoteを読んでいただくうちに、分かっていただけるかと思います。

そんな靴屋がこの場で何を書くのか?と悩みました。
でもやはり靴屋は靴の事を書いてナンボやろ!って事で、主に靴、特に革靴について書いていきたいと思います。

靴屋をしていて感じるのは、日本では靴や足に関する教育が全くと言っていいほどされていない、という事です。

赤ちゃんの時から扁平足や外反母趾の子はいません(多分)これらはすべて後天的な足のトラブルです。足が悪くなると、体の色々な箇所にも影響が出てきます。病院などでリハビリを担当している理学療法士も、靴の履き方や歩き方に注目し始めています。

高齢者はより長く健康的に生活するために、若い方は仕事や遊びへのエネルギーになるために、このコラムが、足や靴への関心を深めるキッカケになれば幸いです。

一通り読み終わると、良い靴が欲しくなると思います。
その時は、ぜひGrant Stoneをよろしくお願いします!← ここ重要です

記念すべき第1回の投稿ですが、いきなり靴の事を書いても面白くないので、ファッションにおける靴の存在について書いてみたいと思います。

「オシャレは足元から」

この言葉は、ファッション好きな皆様でしたら、一度は目にした事があると思います。これには3つの考え方があると思います。

①「靴まで気を回しているか」
②「靴からコーディネートを考える事が出来る」
③「きちんと靴を履くと、姿勢が良くなり、服も見栄えする」

①「靴まで気を回しているか」

おそらく一番有名なのは、ホテルマンが靴を見てお客さんを判断する、というのが、この説です。

"靴は人の品格や性格を表すもの" という考えの方って、結構数存在します。
(特に中高年層は、この辺りには保守的な人が多いです)

例えば営業先にて、いくら高級なスーツに身を包んでいたとしても、靴が手入れされていなければ、それだけでその営業マンは信用されない、なんて事もあります。これは身嗜みに近いニュアンスですね。

とこの話は結構有名なので、これで終わるわけはありません!

②「靴からコーディネートを考える事が出来る」

今日はこの靴を履くので、ボトムはこれにして、それに合うシャツは・・・という流れでその日の服装を決める、という事です。

部屋でコーデをあれこれ考えていても、いざ靴を履く時に何か違う、と思った事ありませんか?

コーデを決める順番なんて自由なので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。きっとその靴はもっと好きになり、キレイにケアしよう、という気持ちが芽生えますよ!

③「きちんと革靴を履くと、姿勢が良くなり、服も見栄えする」

今回の話の中で、特にお伝えしたいのが、この③です。

どれだけ良い服を着ていても、どれだけコーデに拘っていても、姿勢が悪ければその魅力は半減してしまいます。猫背を想定して作っているブランドは(多分)存在しません。

皆様、正しいサイズの靴をきちんと履いていますか?そして、正しく立てていますか?綺麗に歩く、その前に、きちんと立つ、という事がとても大切です。ぜひ鏡の前で、まっすぐに立つ練習をしてみてください。

意外にまっすぐ立つ、という事が難しい事がお分かりいただけるかと思います。ちなみにスニーカーには姿勢保持力がありませんので、まっすぐ立ちつづける事はより難しくなります。

立ち方のコツは・・・ヒミツです(笑)一応これは、革靴を買ってくれるお客様へのサービスなので・・・

でもコツとしては、カカトから腰、腕、頭の耳までまっすぐかどうか、
そして、その時にいかに身体に力が抜けているか、です。

まっすぐ立てたら、その時の服の見栄えの違いを感じ取っていただければ
今回のコラムがお役立ち出来たかな、と思います。

最後に、サルヴァトーレ・フェラガモの言葉をご紹介します。
「自由に歩けるということは、人生を、自信を持って歩いていけるということなのだ」
自信を持って歩くためにも、きちんと革靴を履く事が大切です。

そこで、次回は靴のサイズについて書こうと思います。

長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。


「出かける準備は出来ているか」
by ゲットゴーイング

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