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あなたのブランドに必要な「真のファンの数」✨

by mayank sehgal

UBuJAPANメディアマーケティング部がお届けします!!

2008年、ケビン・ケリーは『1000人のファン』というエッセイを書いており、その記事で、クリエイターが生き残るためには、その人がバズることやベストセラーになる必要ない、と述べています。

そのクリエイターが提供するものをすべて買ってくれる「真のファン」が1000人いればいいのです。仮に「真のファン」が1人当たり年間100ドル消費するとすると、1000人の「真のファン」が毎年10万ドルを生み出すことになり、ビジネス的に生き残るには十分すぎる額です。

これは、現在のように大規模な電子商取引やソーシャルメディア、Kickstarterの時代よりもずっと前の話です。さらに、元のエッセイはアーティストやクリエイターのためのものでしたが、これはブランドにも適用できるのでしょうか?

その方法を探ってみましょう✋

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真のファンとは?💭

ブランドの内の「真のファン」とは、毎年あなたの製品に多額のお金を費やしてくれるお客様達のことです。彼らは常に新しいコレクションを最初に購入し、あなたのInstagramの投稿の多くにコメントし、あらゆる方法であなたのブランドと関わってくれるでしょう。

また彼らは、あなたのブランドや製品について、友人や家族、視聴者等がいればその人たちに伝えてくれるでしょう。それが彼らの価値をさらに高めることになり、口コミや紹介など、お客様は彼らから多くのものを得ることができます。

この小さな熱狂的なファンのコミュニティは、あなたのビジネスに役立ちます。さらに、その周囲には同心円状の「小ファン」が存在し、これらの人々は、あなたのブランドの商品をすべてを購入するわけではないですが、あなたが作り出すものに興味を持っており、今後多くの商品を購入してくれる可能性があります。「真のファン」を育てるプロセスは、「小さなファン」をも育ててくれます。新しい「真のファン」を獲得することで、「小さなファン」もたくさん増やすことができるのです。このままいけば、数百万人のファンを獲得し、ヒットを飛ばすことにつながるかもしれません。100万人のファンを獲得することに興味がないクリエイターはいないと思います。

つまり、あなたのブランドでは、「真のファン」が「小のファン」を呼び、その「小のファン」が「新規に体験するお客様」を呼び込むと想像できますね。

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「真のファン」とは、どのように関わり、育てていくものなのでしょうか?🔥

Huelは、「1000人の真のファン」をコンセプトに、一から作り上げたブランドです。当初、同社は最初の注文ごとにTシャツと水筒を送り、これをきっかけに人々はSNSに投稿したり、友人や同僚が職場のテーブルに置かれた水筒を見て興味を持つお客様やお客様の同士のクチコミで広がっていきました。その結果最初の半年で75万ポンド、最初の1年で600万ポンドの収益につながりました。凄すぎます。

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Picture source: Mike Stevens’ Medium article on Huel

しかし何十万人ものファンがいる中で、どのように「真のファン」を見つけるのですか?🔎

数ヶ月前にまさにこのことについて記事を書きました。「コミュニティとマッチしたインフルエンサーを見つける」というタイトルで、この問いを取り上げています。

真のファンとのつながり😻

基本的には、真のファンと直接つながり、真のファンの方達に、高いレベルの価値を提供するべきです。それが、商品であれ、限定割引であれ、新製品への早期アクセスであれです。前述したように、この最も忠実なファンというニッチなグループが、更なる他のファンを呼び込むことになるのです。

別の言い方をすれば、「1000人の「小さなファン」を「1000人の真のファン」に変える」と言うことです。

「真のファン」との直接のつながりは、ブランドによって異なるように見えるかもしれません。あるブランドは、Facebookグループのアプローチを取り、これはGlossierが非常にうまくいったことです。

「真のファン」の価値を最大化するには?

dtc.schoolに書かれた記事の中で、次のように述べられています:

私は、真のファンの価値を最大化するために、ブランドが複雑なシステムを設計する必要はないと考えています。
真のファンの価値を最大限に引き出すために、ブランドはたった2つのことを行うだけでよいと思います。(1)一貫して透明性のあるコミュニケーションと真のファンとのエンゲージメント、(2)真のファンがそのブランドの1番の顧客となり、ブランドについての言葉を広め提供することです。

「真のファン」との透明性のあるコミュニケーションとエンゲージメント⚡️

これは、Discord、Slack、Facebookグループ、オンラインフォーラムなど、あらゆるものを意味します。circle.soのような、より新しくクールなソリューションが登場しており、あなたのコミュニティを繁栄させるためのブランド化されたオンラインプラットフォームを非常に簡単に作成することができるようになりました。

プラットフォーム≠コミュニティであることを忘れないでください。
UBuJAPANメディアマーケティング部に掲載された「自分のコミュニティを持つとはどういうことか?」の記事を読んでみてください!!

ツールを使用して真のファンを育てる🌱

これは通常、アンバサダープログラムという形で見られます。真のファンには、あなたのブランドや製品について情報を共有するインセンティブを与えたいものです。

特定の報酬を提供する、ソーシャル・チャンネルで彼らの投稿を共有する、あるいは思い切って紹介プログラムや割引コードを作成し、収益を共有できるようにすることで、彼らにインセンティブを与えることができます。

Rounding up

広告の効果、追跡性、コストが低下し、インフルエンサーマーケティングが飽和状態になる中、DTCブランドのブランド構築と成長の未来はコミュニティ主導型かどうかです。

ブランドによって異なりますが、1000人(多かれ少なかれ)の真のファンや忠実なアンバサダーを作ることは、2022年にあなたのブランドにとって必要不可欠なことで最高のものになるでしょう。

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Shameless plug: Ubuは、Inbox Management、UGC/Analytics、Ambassador CRMを組み合わせることで、DTCブランドがコミュニティをより良くエンゲージし、成長させるためのツールです。ヨーロッパではかなり急成長しているので、ぜひあなたのブランドで無料で試してみてください。