見出し画像

第三者として。

こんにちは、お久しぶりジョニーです。

今日は”イスラエルといえば”でよく言われるパレスチナ・イスラエル問題に対する日本人(第三者)の反応ついて私の考えを書いていきます。

よくTwitterでDMもらうのだが、時々混じってくるのは「パレスチナ解放」とか「テロリスト国家イスラエル」ってゆ言葉。確かにプロフィールの通り私はイスラエルの安全保障や軍事・戦争関連のことを学んでいるし、右派的な視点でイスラエル政治のことを学ぶことが多い(教授による)。だから「そんな国の国家防衛を学ぶなんて…。パレスチナ人のことどう思ってるんですか?」とか、逆にハマスはテロリスト*」「パレスチナ人は嘘つきですよね」とか書いてくる。まぁこれらを言ってる人は偏った上手いプロパガンダに騙されているとも言えるし、一方で真実を言っている人とも言えると私は思う。
* 公安庁のホームページではハマスは国際テロリストとして掲載されてる。

結局、イスラエルでは何が起こっているのか?

このパレスチナ・イスラエル問題を簡単に説明すると、(これはあくまで私の友人やら色々と聞いたのをテキトーにまとめた物。何が真実かはいまいち私もわかりません。)
・100年ぐらい前、世界で迫害されていたユダヤ人が中東のパレスチナの地でアラブ人(原住民、パレスチナ人)から土地を購入して、移住、キブツという生活共同体を作って生活し始めた。
・その時まではそのユダヤ人たちはアラブ人たちを雇っての雇用を生み、ウィンウィンな関係だった。
・しかし、次第に移住するユダヤ人が増えるにつれてアラブ人をクビにすると同時に、ヨーロッパの進んだ技術や文化でどんどん豊かになっていくユダヤ人をアラブ人が妬む。
・妬んだアラブ人がユダヤ人のキブツで強盗・強姦・殺人などを働くようになる。
・ユダヤ人がキブツを要塞化、正当防衛と称し近づく怪しいアラブ人を捕獲・殺し始める。
・アラブ人がキレる。
・アラブ政府が警察部隊・軍隊を投入、宣戦布告。
・以来、戦争、殺し合い、貶し合い、土地占領が横行。
・ユダヤ人によるイスラエル国家独立。アラブ諸国がブチギレ。
・アラブ諸国との戦争、対テロで全勝したイスラエルが国際法を無視して大量の土地を占領。
・現在、イスラエルは多くの犠牲を払って占領した土地を手放す気は無く、アラブ人は住む場所が無くなって怒り狂い、テロに走る
・アラブ人のテロに他する報復としてイスラエル国防軍が、敵組織幹部の家を付近の市民もろとも空爆、殺害してる。
・で、パレスチナ側もイスラエルの報復攻撃をテロ攻撃としてアラブ系組織がロケット攻撃や、幹部の遺族がまたテロ、”アッラーが言った”などの理由でまたテロを起こす。またイスラエルが報復。。。。
報復の無限ループ。
っと、超簡単に書くとこんな感じだ。正直、今頃どっちが悪いかなんて決められるもんじゃない

日本で何を言うかは自由

日本には良くも悪くも言論の自由とかゆー非常にありがたい権利がある。言い換えれば日本である程度のデタラメを言うのも保障される権利、自由がある。事実、一昨年の2021年の6月に起きたイスラエル国防軍とガザ地区ハマスとの戦闘の時には日本人の勝手な憶測や色々と事実とは明らかに異なる発言、映像もたくさん見た。
どれが正しい情報かどうかは、私には全てはわからないのでここで具体例を挙げるのは控えさせてもらう。多分調べればいくらでも出てくるし、その大量の検索結果から一番自分が信じたいものを信じたらいいと思う。ただ、こう言った情報の中には必ず多少のプロパガンダや、個人の主観などが含まれているとだけ言っておく。
という私が書いているこの記事もだ。

どちら側につくか、それ以前に第三者としてのあるべき姿を

上記の通り、パレスチナ・イスラエル問題(これに限らず多くの国際問題)に関して何を言うかは自由だが、日本人(第三者)が一方に付いて、他方に対して否定的な発言はどうなのか。要するにいちいち他方を侮辱する必要はないと私は思う。
所詮我々は外野の人間、俗に言う「外野は黙ってろ」だ。いくら部外者が悪く言ったとて、その応援したい人たちへの直接的な助けには全くならない。問題の解決にはならないし、当事者たちは救われない。何より火に油を注いでいるようにしか見えない。”善”と思っての行動に度がすぎて、”偽善者”になってしまっている人をたくさん見てきた。まして、直接面と向かって言える度胸も、言語力もない日本人が隠れて承認欲求満たしの捌け口としてほざいてるようにしか見えない。
”パレスチナ難民を応援したい”とか”עם ישראל חי(イスラエルの民は生きている)”だのあれこれ後方支援したいならやったらいい。ただ当事者や、現地で本気で支援している人の助けになるような発言、行動、何より第三者としてあるべき姿を切に願う。日本が笑われないためにも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?