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SONGS(ソングス) / シュガー・ベイブ

SONGS(ソングス) / シュガー・ベイブ

このレコードは、同級生の友だちではなく、洋楽好きな親戚のお姉さんが持っていた中の数少ない邦楽のレコードの中の1枚。
あと、印象に残っているのは、はっぴいえんどの『はっぴいえんど』と『風街ろまん』も持っていたなあ。
“はっぴいえんど”は、あまりにも有名なので、今回は、シュガーベイブのSONGS(ソングス)を取り上げることにしました。
また、ウィキペディアを見ると各曲に解説がついていたのでそれも引用させていただきました。
それと、メンバーの紹介も

『SONGS』(ソングス)は、1975年4月25日に発売されたシュガー・ベイブのスタジオ・アルバム。

収録曲

SIDE A

01 SHOW  – (3:28)
word & music by 山下達郎

1973年の暮れに初の単独コンサートを行うことになり、オープニング用の曲として山下が書き上げた。その時は<SHOWがはじまるよ>の仮題で紹介されていた。山下によれば「各楽器にそれぞれシンプルなリズム・パターンを提示させ、それらの複合でグルーヴを発生させるという、非常にアレンジャー的な発想で曲を作っていた」という。日本テレビ系『DAISUKI!』のオープニング・テーマや、映画『Little DJ〜小さな恋の物語』。FM宮崎「昼どき!歌謡パラダイス」のオープニングテーマなどに使われている。
[Wikipediaより引用]

02 DOWN TOWN  – (4:21)
words by 伊藤銀次, music by 山下達郎

1974年春、ロック関係の若いミュージシャンに発注した作品を、キャラメル・ママが演奏するという企画で、ザ・キング・トーンズのアルバムが計画された。この頃、2人で組んで何か作品を作ろうと話し合っていた山下と伊藤銀次は、早速キング・トーンズのライブを見に行き、10日程で3曲を書き上げた。ところが、実際に曲を持ち込んだのは彼らだけで、企画自体も立ち消えになった。結局、気に入っていたその中の一曲を、始まったばかりの『SONGS』のレコーディングに加えたのがこの曲だった。伊藤によれば「曲の詞らしい詞を初めて書いた曲。つまりGSとか、そういうのを逸脱して、やっとなんか日本のポップスを始めようと書いた詞ではないかと思います。この頃から、僕は変わってないんだなという気がします」とし、“七色のたそがれ”と“シャボン玉”というモチーフはロス・プリモス<ラブユー東京>から取られたという。後年EPOのカバー・ヴァージョンがフジテレビ系『オレたちひょうきん族』のエンディング・テーマに使われたのを機に広く認知されるようになった。
[Wikipediaより引用]

03 蜃気楼の街  – (2:58)
words & music by 大貫妙子

アルバムに収録された大貫の3曲はいずれもすでにステージで演奏されていた。大貫によれば「割と現実の世界から逃避したいというか、そういうイメージはありました、私生活の中に。思春期に抱く幻想は現実を洗い流すというか。そういうところがあって、すごく自由になりたいという気持ちでこの頃は曲を書いていました。そういうのが多少表れているのではないかと思います」「だから全部が同じテーマなんです、3つ共が。ひとつずつって事でなく。肉体というのは地上の上で、地球的にすごく縛られているけれど、心というのは唯一自由。非常に自由に飛び回るし、縛ることも出来ない。そういうテーマで歌っているんです。まだ、未来に対しての夢だとか、今の苦しみを捨てても、もっと先には素晴らしい事がたくさんあるんだ、という感じです。そういう希望みたいなものがあった頃で、結構それは表れていると思います」という。山下によればこの曲はレコーディングに際し、それまでステージで演奏していたアレンジを全面的に変更したせいか、バンドというよりはむしろ、スタジオ・ミュージシャンが演奏したもののように仕上がっているという。後に大貫が自身のアルバム『ROMANTIQUE』で再レコーディングしている。また、『SONGS』のオリジナル・マスターでのCD化にあわせて行われた『TATSURO YAMASHITA sings SUGAR BABE』に大貫がゲスト出演した際に歌われ、ライブ・アルバム『LIVE'93 Shooting Star in the Blue Sky』にボーナス・トラックとして収録された。
[Wikipediaより引用]

04 風の世界  – (3:26)
words & music by 大貫妙子

村松によれば、大貫のブレス音にディレイをかけて強調させたら、あまりいい顔をしなかったように覚えているという。テレビアニメ『ガンバの冒険』でも使われた。2015年リリースの『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』のディスク2に、1975年9月12日の中野公会堂でのライブ音源が、ボーナス・トラックとして収録されている。
[Wikipediaより引用]

05 ためいきばかり  – (4:18)
words & music by 村松邦男

村松によれば、最初に書いたのは後に自身のソロ・アルバム『GREEN WATER』に収録された<うたたね>だったが、他の曲とのマッチングが良くないということで、アルバムに合うように書き下ろされた。
[Wikipediaより引用]

SIDE B

01 いつも通り  – (3:34)
words & music by 大貫妙子

山下によればバンドのメンバーがようやく固定し、そろそろライブハウスなどの仕事がコンスタントに入り始めた頃に書かれた大貫の作品。シリータ・ライト<Baby Don't You Let Me Lose This>[book 10]に影響を受けて書いたという。シングル<DOWN TOWN>のB面に収録された。この曲も『TATSURO YAMASHITA sings SUGAR BABE』で歌ったライブ・ヴァージョンが、大貫のライブ・アルバム『LIVE'93 Shooting Star in the Blue Sky』にボーナス・トラックとして収録された。
[Wikipediaより引用]

02 すてきなメロディー – (2:36)
words by 伊藤銀次・大貫妙子・山下達郎, music by 大貫妙子・山下達郎

デュエットが一曲欲しいという事でサビのメロディーを山下、その前のメロディーを大貫がそれぞれ作った。伊藤によれば「これは最初、山下からメロディーを渡されて、それに詞をつけたんですけれども、生かしてあったのは“すてきなメロディ”というところだけでした。でも僕をそれだけで作詞家の中に入れてくれたことは嬉しかったです。今でも感謝してます」という。ヴォーカルは大瀧のスタジオで一本のマイクで録られているため、スモール・ルーム特有の回り込みが聴き取れる。
[Wikipediaより引用]

03 今日はなんだか  – (4:28)
words by 山下達郎・伊藤銀次, music by 山下達郎

伊藤は「ほとんど詞と曲が出来ていたんです。サビの“あの時君の心が…このやるせない気持ち”という行だけが出来ていなかった。それで僕が山下にアドバイスしてできた曲なんです。それがコンビを組むきっかけですね」]という。また、山下によれば、ブラスのダビングに訪れたミュージシャンに「もっとハネて」などと言っても、全然理解してもらえなかったという。後に『DAISUKI!』のエンディング・テーマにも使われた。
[Wikipediaより引用]

04 過ぎ去りし日々“60's Dream”  – (3:31)
words by 伊藤銀次, music by 山下達郎

60年代のニューヨーク・ポップ・シーンでよくあった感じを表現したくて作られた。山下によれば「まず曲があって、既存の曲名を折り込みで入れるということになって、それだったら60年代のあれにしよう、ここんとこにも1曲何か入らないかなんて。それは福生だったり東京の事務所だったりで、二人でそういうキャッチボールしてた」[book 1]という。その結果、<魔法さえ信じた>(ラヴィン・スプーンフル<魔法を信じるかい(英語版)>)<今日を生きて>(グラス・ルーツ<今日を生きよう>)<夢を見てるだけ>(エヴァリー・ブラザーズ<夢を見るだけ(英語版)>)といった、洋楽の邦題タイトルからの引用が散りばめられた。伊藤は「これは僕の作詞家としてのテクニックが出た。まず“今 この曇った空に沈む街角に 鳴りひびくウェディング・ベル”つまり、『ウエスト・サイド・ストーリー』の冒頭シーンみたいに、俯瞰から始まっていって、最後は小さな家の窓のところになって、窓から膝を抱えて泣いている少年の姿が写っているような、結構凝って作った、伊藤銀次の作詞家生活の中では最高の傑作だと思います。この頃は丁度、ココナツ・バンクが解散したりして非常に辛い時期だったんです。それが非常によく反映されている曲じゃないかと思います」という。
[Wikipediaより引用]

05 SUGAR  – (5:52)
words & music by 山下達郎

オリジナル盤では“おまけ furoku 付録”と表記。レーベルでは6曲目と記載されておらず、“おまけ”となっているほか、曲名が“SUGER”となっている。この曲は、ステージでの効果を考えて作られた。コーラスはナンシー・シナトラの「シュガー・タウンは恋の町」からの影響を受けている。ライブではこの後にバラード調のヴォーカルが続き、20分近く演奏されることもあったという。曲中で終始大騒ぎしている声は布谷文夫で、あまりの暴走ぶりに大滝が思わず「そんなんありかよ」とぼやく声も収録されている。なお、オリジナル・ヴァージョンは、ギター・ソロの始まりの部分で、テープ編集をあえて未完成のままにしたため、それが一瞬“音飛び”のようだとして発売当時はクレームが多く寄せられたという。
[Wikipediaより引用]

クレジット

Sugar Babe Are:

山下達郎 – vocals, guitars, keyboards, vibe, glocken, etc

大貫妙子 – vocals, keyboards, glocken, etc

村松邦男 – vocals, guitars, etc

鰐川己久男 – background vocals, electric bass, etc

野口明彦 – drums (A-1,2, B-6), percussion 

上原裕 – drums, percussion

木村真 – percussion

大瀧詠一 – background vocals (bass part)

布谷文夫 – super voices on“Sugar”

Produced by 大瀧詠一 & 山下達郎

All Songs Arranged by 山下達郎

recording engineers: 笛吹銅次, 山下有次

recorded at

CBS SONY Roppongi 1st. & 2nd.

ELEC Studio 2nd.

MOURI Studio 1st.

45 studio Fussa

Mixed by: 笛吹銅次

Cover Illustration & Design & Photos : 金子辰也

メンバー

第1期:1973年4月 - 1975年4月

山下達郎(やました たつろう) – ヴォーカル、ギター、キーボード、コーラス

大貫妙子(おおぬき たえこ) – ヴォーカル、キーボード、コーラス

村松邦男(むらまつ くにお) – ヴォーカル、ギター、コーラス

鰐川己久男(わにかわ きくお) – ベース、コーラス

野口明彦(のぐち あきひこ) – ドラムス

第2期:1975年4月 - 1975年6月

山下達郎 – ヴォーカル、ギター、キーボード、コーラス

大貫妙子 – ヴォーカル、キーボード、コーラス

村松邦男 – ヴォーカル、ギター、コーラス

伊藤銀次(いとう ぎんじ) – ギター

寺尾次郎(てらお じろう) – ベース、コーラス

上原裕(うえはら ゆたか) – ドラムス

第3期:1975年6月 - 1976年4月

山下達郎 – ヴォーカル、ギター、キーボード、コーラス

大貫妙子 – ヴォーカル、キーボード、コーラス

村松邦男 – ヴォーカル、ギター、コーラス

寺尾次郎 – ベース、コーラス

上原裕 – ドラムス

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