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【詩】有明峠 - ありあけとうげ

欠けてゆく月を眺めながら
峠道を上る

半月に照らされて
里は静か

欠けてゆく月を眺めながら
満ちてゆく思い
まだまだ歩ける

有明の月を見上げて
山向こうの道をゆくよ


* くるりの「三日月」を聴きながら、書いた詩です。今は下弦の月の頃ですが、有明の月(朝に白い月が空に残ること)だな〜と思って、旅人が一人で峠を越える姿と重ねたくなりました。

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