【俳句】かわいい俳句

つつじ咲く夕方の道きれいだな うぐいすの初音（はつね）を聞けり いい音だ 笑ったら世界平和だ にっこっぱ！ 花のきれいな季節ですね。 にこにこ笑っていきましょう🥳

【詩】おつかれさま

最後に 「つかれた」って言えたのは いつだろう 声をかけ合えるといいね 「おつかれさま」 ＊ 金曜日の詩です。今週もおつかれさまでした…の気持ちを込めて☕️

【詩】希望

雨の庭に薬草と花が育ち、手入れをする 草の葉をお湯で煮出してお茶ができる 裸足で歩き回る朝── 希望はどこにあるのか？ 希望は未来にはない まだ見ぬ時間の中に 薔薇色の光が満ちて 現実をリセットすることはない また思いも寄らない出来事が 今ある問題を溶かして ハッピーエンドが訪れるわけでもない 希望はどこにあるのか？ 「今ここ」に集中して活動し 過去と未来を忘れることが大事なのか ほんとうに？ 希望のまたの名は歴史 希望とは過去の悲しみだ ひとに歴史あり 誰にでも苦しか

【詩】道がはじまる

心にぽっかり穴が空く、というけれど もともと心は巨大な空洞で そこを灰色の風が 吹き続けているのだとしても そこに愛が生まれる ハイになった一瞬のほか 幸福を感じられず 安心できる場所を探して さまよい続けているのだとしても そこに幸福は宿る 長いこと自分が底の方にいると感じ それでもなにかを追い求め 歩み 歩み続けているのだとすれば そこに信念がある 暗闇の中 五里霧中で 立ち尽くしても 己の名を呼べ そこから道がはじまる ＊ うまくいかないと感じても歩むひとに道は

【短歌】かけ蕎麦

かけ蕎麦を食べたあと風呂に入ると 自分が蕎麦になった気がする まだ暖かい蕎麦を食べたくなる夜があります。 蕎麦は茹でている時間も好き。 そろそろ衣替えかなあと 少しずつ冬物を手洗いしています。

【詩、短歌】銀河の歌

もし君が誰かを照らす星ならば 星を包める銀河になろう #短歌 もし君が 誰かを照らす星になり 星の孤独を引き受けるというのなら 私は君を包める 銀河になろう 🌌 #五行歌 同じ主題をいくつかのかたちで書くのもいいな、と思いました。

【短歌】山桜

いつのよもふりにしものは晴れの日のあなたの山の山桜かな ＊ 短歌（57577）では「かも」が、俳句（575）では「かな」が詠嘆に用いられますが、この歌では「かな」を使ってみました。今、文体を混ぜることに興味があります。

バッハのゴルトベルク変奏曲を聴きながら、…このまま夜に溶けてしまいたいと思った。 突然のポエム って、毎日ポエムだった 笑

「詩のやりとり」のサービス - 吟遊詩人K.の店

詩のやりとり お客さまが「詩をつくる」お手伝いをします。 ① 詩をつくりたい、詩の仕上げをしたい ② 詩への感想がほしい ③ 詩について質問したい ①〜③ のどれかを選び、メールをください。 おこたえいたします。 ghinyu.k@gmail.com（吟遊詩人K.） ＊ 3日以内、おそくても7日以内にご返信します。 ① はお客さまが詩を作りたい場合にえらんでください。 詩のアイデアや下書き、詩にしたい経験やエピソードをいただけたら、「こんな詩はどうで

【詩】 巡礼の歌

春、ラグナロクが終わり 神々の御代がはじまる 北欧とゲルマンの神話に語られた ラグナロク──神々の黄昏、それは 古い時代に世界を統べる者であった 神々が沈んでいく姿だった 主神オーディンをはじめ その馬スレイプニル フレイとフレイヤの兄妹 悪神ロキ さまざまな神々と小人たちが この大地を統べていた やがて人間が現れ 権力とお金をうばい合い 王とその英雄がひしめくが 結果、古の宝物とともに 神々は水底に沈んだ それがラグナロク──神々の黄昏、そして神話時代の終わり。

元気日記

一週間、おつかれさまでした！ みなさんも元気に過ごされたでしょうか。 今週は仕事がはかどりました。リアルのミーティング、編集作業、交渉、デザインをふくむ企画などいろいろ進んで楽しかったです。明日は午前中が仕事、その後は歌のレッスンに行きます。 桜が散りはじめた代わりに、街路樹の花水木が一気に開きました。花壇や公園も草花でにぎわっています。最近、雑草に関する本を読んだので、見分けがつくようになっているかな… 初夏に向かって季節の変わり目ですが、なにもしない時間を意識的にと

【詩】学ぶ

「人類は4千年もの間、戦争と奪い合いを続けてきた。人類が歴史から学ばないのは明らかだ」 もし、そんな風に言われたら… たしかに人類は学ばなかったかもしれない。だが、一人ひとりの人間は学ぶことができる。 ＊ 最近、「一燈を灯す」。「一隅を照らす」。「一燈は万燈を灯すこともできる」といった言葉の意味が身にしみるようになりました。