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七夕の後日談、新米ができる

早くも新米を見つけた。佐賀県の七夕こしひかりだ。

「お米の袋にしては珍しい柄ですよ。夜の暗い感じに男女でしょ」

とお米屋さんの主人が教えてくれる。

「なぜ、"七夕こしひかり" という名前かというとね、七夕は旧暦で8月の10日くらいだけど、その頃に収穫するんですよ」

今年は8月14日が七夕だった。

「佐賀県のこれが早くて、その後は鹿児島や宮崎から新米が届きますね。だけど、今年も大雨があったでしょ」

「はい、豪雨でしたね」

「七夕こしひかりは、収穫が間に合ったからよいんだけど、ほかは収量が減ると思うな。去年もそうでした。気候がおかしいですね」

そんな話を聞いて複雑な気持ちになりながら、貴重な新米を肩に担いで帰りました。炊くのが楽しみです。

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