見出し画像

プロジェクトのバランスゲーム

昨年あたりから、面白そうなプロジェクトに色々手を出していると、いつの間にか手に追えなくなりそうなレベルまでTODOリストが増えていることがある。それをかなりのエネルギーを使って処理することを数回繰り返してきて、今ではタスク効率が上がって同じ時間でこなせるタスクの量とアウトプットの質は徐々に上がってきている実感がある。

この、プロジェクトとこなせる量のバランスゲーム続けていく中で、下の3つの大切な要素があると気づいた。


1. プロジェクトや学習は動機を持って始め、その動機を常に忘れないでいること。

「自分がやりたい」「誰かのためになりたい」などの動機を持って始めることは、スタートダッシュを気持ちよく切れるし、苦しい時もその動機に戻ることで一踏ん張りが効く。なんでもそうだが、動機以上に重要なものはないと思っていて、それを持っていることで物事を楽しんでこなすことができるし、それをやっている意義を強く感じることができて、終わった後の達成感も大きい。また、動機は増やせると思っていて、その数が多ければ多いほど、やりがいのあるプロジェクトになる。例えば、勉強するつもりで始めたことが誰かのためにも、もっと先のアクションのためにもといった具合に、その都度気づいた時に増やしていくといいんじゃないかな。

2. プロジェクトごとに必ず1つ以上、タスク処理に関するツールのスキルを習得すること。

プロジェクトにはやりたいことに加えて必ずやるべきことがついてくるので、そのどちらかに関するタスク処理ツールのスキルを1つ以上身につけることで、タスク処理のスピードを毎回加速させていく。エクセルの計算式を覚える、タイピングの練習をする、メモの方法をちょっと変えてみるなど、勉強や練習、実験なんでもいいので、とにかくやってみることが大切。その結果処理スピードが落ちることがわかったらそれはそれで学びになるし、他のタスク処理に使ったら実は効果的だったみたいなこともよく起こる。これを続けていくと状況に応じて最適なツールを選択できるようになり、以前の数倍のスピードでタスクをこなすことができることも増えてくるはず。

3.プロジェクトを増やしすぎないように、毎日1回は全プロジェクトを俯瞰すること。

プロジェクトを増やしすぎると、当たり前だが各プロジェクとのコミット率が下がってしまい、結果的にアウトプットの質が全体的に低下して、学習にもならない悪循環が起こってしまう。これを防ぐために毎日一回は全プロジェクトを俯瞰し、それぞれのプロジェクトにエネルギーをさくタイミングをずらしたりして、新しいプロジェクトが入る余地があるかを慎重に見極める必要がある。


これらはヨガのバランスポーズに例えると、

  1. 軸を意識すること

  2. 体幹をつけること

  3. 目を開けること

のようなものなのではないかと思う。
まだまだ、自分も完全に実践しきれていないところがあるが、いざという時に体に負荷をかけてバランスゲームできるのも若いうちまでだと思うので、今のうちにうまくバランスが取れるようになっておきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?