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ゲームチェンジを誘発した6つの要因と未来予想図

みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。

「2022年はゲームチェンジの年」

このGIA通信でも
昨年年初から一貫して
皆さんにお伝えしてきたことです。

初めその言葉を聞いた時に

「一体両角は何を言ってるのだろう・・・?」

そう思った人も
少なくなかったかと思います。

しかしながら、
改めて振り返ってみても

これまで40年間
ずっと続いてきた大きな時代が、

2022年を起点として
風向きがガラリと変化。

明らかに新たな時代・
ステージに入りつつあることは、

リテラシー高く
日々情報収集している
GIA通信の読者様なら
同意いただけることでしょう。

ゲームチェンジの
典型的な例として
よく話に持ち上がるのが

『インフレーション』

足元その勢いは
やや弱まりつつあるものの

先進国・新興諸国ともに
同時多発的に我々の生活に
襲いかかってきたことは衝撃でした。

その中でも
世界の中でも例をみない
異次元金融緩和を継続している日本。

欧米諸国と比べて
タイミング的に遅いながらも

消費者物価指数は
前年比+4.0%と
41年ぶりの高さにまで上昇。

月の電気代が
5万円を超えた・・・

なんていう
泣くに泣けない報道も
連日耳にしていますし、

オール電化のご家庭は
逆に生活の不便さを
痛感して後悔しているかも・・・涙

企業物価指数においても
年間ベースの伸びは
1981年以来で最高となり、

最新の1月実績でも
前年同月比で+9.5%と
高止まりが続いていることから

今後さらに小売価格へ
転嫁されていくことが
見込まれており、

財布の紐が余計
硬くなるのもわかります・・涙

ロシア・ウクライナ戦争終結で
インフレは無事におさまるのか?

厄介なことに、
インフレーションというものは、

正しい金融政策を講じないと、
上下動を繰り返しながら
その波は大きくなっていきます。

過去の歴史を紐解いてみても
その傾向がはっきりとしています。

では、この
『ゲームチェンジ』
引き起こした
原因は何だと思いますか?

多くの人が
ロシアによる
ウクライナ侵攻によって
サプライチェーンが寸断され、

エネルギーや農作物を中心とした
物資不足が起こって
需給のバランスが崩れ、
価格が高騰したと結論づけています。

それはある意味正しく
インフレを引き起こした
要因ではありますが、

本当にそれだけなのでしょうか?

もし仮に
それが原因だとするならば、

今のロシアとウクライナ
もっと正しく言えば・・・

ロシアと
ウクライナを盾にした
米国を中心とするNATO連合軍との
「代理戦争」が終結すれば、

インフレーションは
じきに収まっていくでしょうか?

このことは
今後我々が投資戦略を考える上で
必ず理解しておくべき重要なことですので、

改めて現時点での考察を
こちらに示しておきたいと思います。

ゲームチェンジを引き起こした
6つの背景と気になる今後の展開

昨年12月に
元BIS(国際決済銀行)
チーフエコノミストの
ウィリアム・ホワイト氏は、

「世界は
“豊富な時代(Era of Plenty)”から
”不足の時代 (Era of Shortages)“に
移行しつつあり、

従来の低インフレ時代には
戻れないだろう」
と指摘しています。

その背景には
以下の6つの要因があるとしています。

①コロナ危機発生以降の経済混乱を経て、企業は供給ラインの「効率性」よりも「回復力、復元力」を重視するようになった

②資源や穀物などのコモディティー価格は、世界人口増大がもたらす需要拡大により、実はコロナ危機およびウクライナ戦争の前から上昇傾向にあった。また、化石燃料の価格が上昇しても、気候変動問題対策により、新規採掘プロジェクトに投資資金が流れ込まなくなっている

③気候変動対策の影響で化石燃料の備蓄量が低下し、かつ再生可能エネルギーの供給が不十分な状況が続くこともエネルギー価格を上昇させる。またすでに起き始めているが、異常気象が食糧生産を減少させる恐れもある

④コロナ禍の影響で労働力の供給量が世界的に減少している。過去最低の失業率を叩き出している米国失業率も、特段国内の好景気を反映してのことではなく、単に労働市場へ復帰してくる人が極端に少ないというだけである

⑤長く続いた金融緩和策による低金利環境は、世界的に“ゾンビ企業”を増加させてきた。低インフレ時代が終わって中央銀行が金融引き締めに転換すれば、それら“ゾンビ企業”は淘汰され、過当競争が後退することから、物価は上昇しやすくなる

⑥グローバルなサプライチェーンに打撃を与え得る地勢学的な緊張が急激に高まってきている。これは短期的な影響だけでなく、長期的には将来の技術開発の進展を鈍化させる点で、物価を下げにくくする

いかがでしょうか?

確かにどの要因も
今我々が置かれている
厳しい現状を捉えています。

必要以上に悲観的になって
煽ることをしなくとも、

近い将来訪れる未来を
的確に予測出来ているように思えますし、

個人的に
この意見に強く同意します。

現在の金融マーケットは、
近い将来の利下げ期待感から
楽観ムードが漂っていますが、

冒頭に書いた通り、
インフレはそんなに簡単に
退治できるものではありません。

おそらく今後
年単位で高止まりしていく
可能性が強いことは

今から
念頭に入れておいても
良いかもしれません。

投資の世界で勝ち残るためには
絶対欠かせないリテラシー

もしかすると・・・

これまで我々が
経験してきたような
低金利時代はもう二度と
戻っては来ないのではないか・・・?

そこまで真剣に
考えたりもしています。

特に株式市場については
2008年のリーマンショックを上回る

誰もが経験したことのない
巨大地震級の金融危機危機が

この1-2年の間に
やってくる・・・!?

そういう前提をたて、
多くの人が楽観的に
(=油断している)
身構えている中、

今だからこそ
出来る資産保全と
ピンチをチャンスに変える
準備をコツコツと進めています。

もちろん未来のことは
誰にもわかりませんし、
色々な意見があって然るべきです。

これはこのGIA通信を
購読している皆さんとしても同じで、

私が考えていることと異なっても
何ら問題はありません。

ただここで改めて
お伝えしたいこととしては、

世間一般的にメディアから
流れてくる情報に右往左往せず、

自らが様々な情報リソースから
有益と思われる情報を抜き取り、

何が正しくて
何が間違っていそうなのかを
その本質を見極め、

そして群衆が
動き出す前に
動き出すことが、

この投資の世界で
勝ち残っていくために
必要なことだということです。

平たく言えば
「情報リテラシー」
と言い換えられるものです。

大きなリスクを取る必要はない
前に出るのは一歩でも半歩でも!

だからと言って、
人より二歩も三歩も大きく前に、
そして早く動き出す必要はありません。

場合によっては
それが致命傷になることもあるので、

行動に移す時には
事前の準備を周到にした上で、

「GO」のタイミングがきたら
一気にささっと、です^^

そして
人より前に出るのは一歩、

もしかすると
半歩だけでも良いかもしれません。

あまりにも
勝ちたい気持ちが強すぎて
リスクを高めすぎると
痛い目にあうことがあります。

いずれにしても、
その《行動力》の差が、

将来大きな資産の差になって
我々自身に跳ね返ってきます。

大きな資産を
短期間で築こうと思えば
簡単なことではありません。

もし仮にそういう希望をもち
このGIA通信を読んでいるならば、

どうぞこのメルマガの
購読をおやめください。

そして思う存分、
投機=ギャンブルに身を投じてください。

あいにく我々は
そういう目的を達成するために
情報を提供していませんので。

我々GIAが目指す姿は、
身の回りの世界が
どう変化していこうとも、

自分や家族、
身の回りの人たちが
お金に対する不安を持つことなく
安心した生活を送れるために、

自らの資産を築くと同時に
投資リテラシーを向上させることを
ミッションとして活動しています。

出来ることならば、
自分の時間を切り売りするのではなく、

お金にお金を稼いでもらう。

DON’T WORK FOR MONEY
MAKE IT WORK FOR YOU


我々GIAの
会員制投資コミュニティ
《GGM(GIA Gold Members)》

そのオリジナルTシャツの
裏側にもその格言を示しています^^

そのためには、
一朝一夕の努力だけでは
そのような目的を達することは難しく、

日々の学びと実践を
繰り返していくことが重要です。

そしてあくまでも
長期的な視点に立った資産運用、
投資活動を心掛けて行う必要があります。

今の自分自身の立ち位置をみて、

「全然まだまだだな・・・」

なんて思って
落ち込むことはありません。

なぜならば、
こうしてGIA通信を
毎週欠かさず読んでいるという、

その事実こそ
その行動力の賜物です。

世間一般の
それこそ99%の群衆たちは

まだこのGIA通信の存在さえ
知らないのですから、

すでにあなたは勝ち組ですww

まずはそんな自分を
褒めてあげましょう^^


<追伸>

先月開催した
「2023投資戦略セミナー」

こちらをきっかけに
我々の活動に共感いただき

多くの
《新・GGMメンバー》
誕生しております!

勇気を持って
この扉を叩いてくれて
本当にありがとうございます。

資産運用なり投資活動は、
一人で頑張っていても辛く、
つまらないものかもしれません。

同じ志をもったメンバーが
このGIAの周りには
たくさん集まっています。

もちろん私も
皆さんと同じ
投資家の立場として
日々学びを継続しています。

わからないことがあれば
いつでも聞いてください。

100%正確な
答えを出すことは
出来ないかもしれませんが、

先が見えにくい洞窟で
足元の悪い道を進む際に、
あなたの足元を照らす
灯りにはなれるかと思っていますので!^^

我々と一緒に一歩ずつ、
歩みをやめずに前へ前へと
踏み出して行きましょう!


今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!

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