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【7/20発売】光文社文芸編集部の新刊7作品をまとめてご紹介!

2023年7月も7冊の新刊を刊行しました。注目作品が目白押しです。

暑い日々が続きますが、そんな時こそ涼しい場所でゆったり読書はいかがでしょうか?


①『トウキョウマンション』石川智健

老朽化により修繕不能となったタワマン、通称・トウキョウマンション。いわくつきの人間が住みつき、暴力団や中国マフィア、警察をも巻き込んだ不可解な事件が連続する。そんな中、秩序を守ろうとする管理人たちの真の目的とは?


②『絶対聖域』香納諒一

刑務所で起こった元受刑者の首吊り死。 花房京子は自殺の推定を疑い、完全犯罪の高い壁に挑む! 名手の技が光る! 傑作倒叙ミステリーの精華がここに。


③『ルミネッセンス』窪美澄

低層の団地群を抱くその町は寂れていた。商店街にはシャッターが目立ち、若者は都会に去り、昔からある池には幽霊が出るという。その土地で人びとが交わすどこか歪な睦み。終着点は見えている。だから、輝きに焦がれた。燃え尽きてもいいから。直木賞作家のダークサイドで染め上げられた連作短編集。


④『ホテル・カイザリン』近藤史恵

他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常……。 隠された真実に気づかせてくれる珠玉の作品集。


➄『白鷺烏近なんぎ解決帖』田中啓文

江戸時代の大坂は淀屋橋のたもとで、「ご無理ごもっとも始末処」の看板を掲げ、客が持ち込む無理難題を知恵で解決する男・白鷺烏近。烏近にかかればなんぎな依頼もパッと解決。愉快、痛快な頓知の曲芸があっといわせる人情事件帖。


⑥『リラの花咲くけものみち』藤岡陽子

動物たちが、「生きること」を教えてくれた。 家庭環境に悩み心に傷を負った聡里は、祖母とペットに支えられて獣医師を目指し、北海道の獣医学大学へ進学し、自らの「居場所」を見つけていくことに――北海道の地で、自らの人生を変えてゆく少女の姿を描いた感動作。

▼特設サイトがオープンしました!


⑦『アミュレット・ホテル』方丈貴恵

そのホテルは犯罪者たちの楽園。
警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達ホテル。そこでは守るべき2つのルールが存在する。①ホテルに損害を与えない。②ホテルの敷地内で障害・殺人事件を起こさない。そんな絶対的なルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰める。

避暑のお供は見つかりましたか?
来月のラインナップもどうぞお楽しみに!


【7月新刊発売中!】


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