散文:自動販売機2024/01/26
自動販売機がある。
僕はコインを投入し、アサガオというボタンを押した。風邪薬のようなカプセルがスっと落ちてきた。拾い上げて水無しで服用する。ゴクリ。言葉と想念が頭の中を濁流のように駆け巡る。
おおお。こういうやつか。その流れに身を任せる覚悟をした。
目を固く閉じた。流れはまだ止まらない。
言葉の流れが止まった。終わったのだろうか。よし。次はヒマワリのボタンを押すことにしよう。
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自動販売機がある。
僕はコインを投入し、アサガオというボタンを押した。風邪薬のようなカプセルがスっと落ちてきた。拾い上げて水無しで服用する。ゴクリ。言葉と想念が頭の中を濁流のように駆け巡る。
おおお。こういうやつか。その流れに身を任せる覚悟をした。
目を固く閉じた。流れはまだ止まらない。
言葉の流れが止まった。終わったのだろうか。よし。次はヒマワリのボタンを押すことにしよう。
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