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SNSと飲み屋のせいで寂しがりやの心模様は常に雨

自分が一人だと実感する瞬間を極端に嫌う人がいる。

それが寂しがりやだ。

年齢は関係なくて、10代20代の女性も50代の男性でも、みんな同じ様に誰かと繋がっていないと落ち着かない、不安を覚える心理状態を患っている。

週末の予定は埋まっていないと気が済まないし、仕事終わりに夜の街でお金と時間を溶かさなければ気が済まない。

人は大人になるにつれて、気付きたくない事は気付かないフリをするのが上手くなる。
そうした生活を続けていくうちに、個としての感覚が麻痺させられる。
例えるなら、スポンジケーキくらい柔らかい自尊心を持ち、寂しさを埋める甘いシロップで隙間なく濡らしているようなもの。

人は孤独を愛するべきであり、自分にとって一番のパートナーは自分の中に見付けなければならない。

人の目を極端に気にする必要はない。
自分との対話に全力を注ぎ、自分の理解は他者に強要するものでもない。
辛い想いをしながらも、自分を素直に見つめ直し、自尊心をより強く固めていく事が人間の本質であるはずだ。

しかし、どうにかして成り立ってるような寂しがりやの大人は、この先も乾いたスポンジを気休めな甘い蜜で濡らし続けて気付かないまま生きていくしかない。

濡れたスポンジケーキのカスカスな穴なんて補強しようがない。

そうした大人も家庭を持って変わることがあるかもしれない。
変わらなければ、子も親によく似た寂しがりやの大人になるだけだ。

一人を愛する事で、他者を大切にも出来る器量を持った人になる。

いつかは孤独が人の本質だと気付かないとならない。

SNSや飲み屋さんにうつつを抜かすことのない道のりで。

Think extraordinary ~ 変な思考でなんだか楽しくなってくる人生にしたいです。人間完璧には向いてない。/ ゆるくおかしく生きています /