見出し画像

ADHDの私が服薬を始めた話②

第二回目、私がADHDの服用を始めたきっかけについて書いて行こうと思う。

遡る事ニヶ月前、私は派遣社員の事務職(総務兼営業事務)として回線工事の会社で就業を始めた。

最初の一ヶ月は先輩についてもらいながら業務を教わり、ニヶ月目からは先輩が別部署に移動するため、独り立ちという形だった。
私の仕事はデータ入力による注文書の作成、貸出物品の棚卸し、借用書の作成、協力会社からの請求書処理、親会社への請求処理、物品の補充など多岐に渡った。(書ききれないので省略)

その作業をしていく中で自分に対する違和感?
みたいなものを認識した。
いくつか列挙すると、

①複数の事を頼まれると頭がパニックを起こして優先順位を間違える
→上司に言われてから慌てて取り掛かる。
慌てるのでミス連発

②そもそもミスが多い
確認をしているつもりだが、いつも何か間違っている→セルフチェックはしてる?と聞かれる。

③後で使うかも、これ終わったら次あれやるから出しておこうかな。でデスクの上がぐちゃぐちゃ
→隣の空きデスクまで侵略。片付けても二時間後には元通りになる。

④一つの事に集中できず、色々な事に手をつけて全て中途半端になる
→どこまでやったか分からなくなり最初から始めて時間ロス

⑤メールの本文をちょっとづつ間違える。
送り先の会社名のコピペを間違って自分の会社名を貼り付けて送付、自分の名前を書き忘れるなど。
→メール送信の際、先輩のチェックが必須になった

⑥一つ先輩に質問した後に疑問がボロボロ湧いてきてまとめて質問できたはずの事も何度も話しかけてしまう。全て噛み砕いて説明されないときちんと読み解けない。
→忙しい人の時間を奪う

⑦感情の起伏が激しく、突然糸が切れたように会社に行けなくなる。(希死念慮が強く自傷行為まで)
→最終的にこれのせいで退職

非常に迷惑な社員です…。
大変申し訳ございませんでした…。

しかし、こうなるとさすがに何かあるのではと思わざるを得ない。
慣れてないからと言ってもあまりにも酷すぎる。

こうして私は、自分は何かの病気ではないかと疑い心療内科を受診する事に決めた。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?