気付けば季節はもう春で。
あっという間に４月。

満員電車に乗ったり、オフィス街を闊歩したり、
そういうことがない自分は、割と縁遠いはずなのですが、

それでも、
３月３１日は「学生最後の日！」と卒業写真を投稿し
４月１日は「今日から社会人！」などと投稿をしているSNSをみたりと、

「新社会人」たる存在をひしひしと感じます。

私は昨年、大学院を修了し、
いわゆる”就職”をしなかった人間なわけですが、

昨年、というか院２年生あたりから、
修了後の６～７月くらいまで

正直めっちゃもやもやしていました。

「社会人ってなに！！！！！！」

そんなモヤモヤしていた時期から１年が経ち、
少し消化ができてきました。

そのうえで先日、旦那と白熱議論をしました。
「社会人ってなに」

今日は↑について少し書いてみようと思います。

＊書いてる人の自己紹介
1997年生まれ。
ギフテッド？HSP？ADHD？さまざまな凸凹特性を持つ（詳しくは他記事をご覧ください）。生きづらさの経験について知るために、大学にて社会教育学の分野から学びを深め、現在は、生きづらさを抱えるお子さま向けのメンター家庭教師事業「ringOスクール」を運営。

一般的に語られる「社会人」

「春から社会人だね」

大学４年生に対して、こんな言葉がかけられるのをよく見聞きしてきました。

もちろん私も例外ではなく、

大学４年生、そして大学院２年生のことはよくそういった言葉をかけられていました。

▶大学４年生のころの私
「春から社会人？」
⇒「いや、大学院に進学するんです～」

＊大学院進学をある意味いい言い訳に、
”社会人”トークを回避

▶大学院２年生のころの私
「春から社会人？」
⇒「ええっと、、うん、、どうなんだろう。」

＊誰にでもすぐに理解してもらえる回避方略を失う

卒業ギリギリまで進路を決められていなかったとか
そういうわけではなく、

わりと早々に「春からはこうやって生きていく！」ということは決意することはできていたものの、

「春から社会人？」という問いかけの中に
社会人＝いわゆるサラリーマンとかそういう感じの意味
を感じてしまう私は、なんともうまく答えられませんでした。

私の考えすぎ？なのかな。
深く意味を考えて使っている人はそうたくさんいないのだろうけれど、
結果として、
「社会人」には、そういった意味が込められている感じがして

もやもや～～っとしていた私なのでした。

そもそも「社会」ってなに

でも、改めて考えると、
「社会人」とは、言葉のままに捉えるとするならば
「社会の中で生きる個人」を指すはず。

だとすると社会人とは、
当たり前にサラリーマンだけではないのではないでしょうか。

「社会」って何なのか。

社会とは、
「会社」だけではなく、「学校」「家庭」「地域」など
人と人との関りが生じる多種多様なコミュニティ。

そう考えると、

極端な話、専業主婦だって。
家族や学校、スーパーで。社会と関係を持ちます。
そういう意味では、社会人。

「社会人」と言われる人は本当に「社会人」なのか

ここで改めて、
「社会人　意味」で検索をしてみました。

すると、
社会を構成する一員としての個人
社会のなかで役割をもって活動している個人

と出てきました。

一員。役割。

私はこれらの言葉になんとなく
「主体性」を感じました。

つまり、
自分の意志で考えで、社会に対して何等か行動をしている
といった意味合い。

（意志などと言うといささかパワーの強いもののようにも感じますが、、、）

そういう風に捉えると
うーん。

いわゆる社会人と言われる人の中に、
「偽社会人」がいるんじゃないか。

つまり、社会に属しているものの、
主体性を有していない者がいるんじゃないか。

そんな気もしてきました。（ぐるぐる）

真の「社会人」とは

ここまで私のごにゃごにゃ思考に付き合っていただきありがとうございます。

ここで改めて質問です。

「社会人って何なのでしょう」

結局考えは人それぞれだと思います。

いやいやそれは社会人ではないだろう。

私の考えに対してそう思う方もいらっしゃるかもしれません。

うだうだ書いてきましたが、
こういったことは、答えを出すことではなく、
考えることにこそ

おもしろさ
意味

があるのだと思います。

これを読んだ方が少しでも
考えてくださっていたのなら、

私はとても嬉しいです。

そして、私は、
私なりに納得できる形の
社会人でありたいな。
そう思うのでした。

さて、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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では。

どいあやみ。