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ファイナルファンタジー3の小さな記憶をネチネチ書く

(こちらの記事はFF3の話ですが、凄くちっちゃいごくごく個人的な恨みに焦点を当てた内容になっています こいつは執念深いんだな~という心でご覧ください)

自分が生まれて初めてやったFFシリーズは4からだったのですが、ゲーム画面を見たのはファミコンの最後のナンバリングである3からでした
自分の兄とその友人が、ふたりでやいのやいの言いながら、当時毎日のようにプレイしていました
それがほんとに楽しそうで、自分も混ぜて欲しいと思ってその周りをウロウロとしていたのですが、ゲームに真剣に取り組んでいる小学生男子×2にとって、年少のきょうだいなど、邪魔でしかないんですよね

そして後ろの方からゲームの画面を見てみると、4人組のパーティが4人とも小人の状態異常になっていて、貴族っぽいボスにぼこぼこになるのを対策も取らないで何度も何度もやっていて、
何をやっているのだ兄どもは、どうして小人状態を回復しないのだ、とイライラしちゃって

「そんなにダメージ受けてるのおかしいから、回復したら?」

と、口出しをして、うるさい! ここは小人のままで戦わないといけないんだよ! お前は黙ってろ! とテレビのある居間に出禁になってしまいました

しかしどうしても、当時の自分は納得がいかなくて
ボスからのダメージの数値が最大HPの数倍になってたように見えて、絶対兄どもの判断の方が間違っているはずだ! とネチネチ恨みに思っていて…

十数年後に、DSでリメイクされたFF3をやった際には、やはりその貴族っぽいボスに挑む際には小人状態である必要はない、という事を確認した上で初見で撃破しました
やっぱり自分の主張は間違ってなかったろうがよ! と、居間出禁の恨みを込めました

ゲーム画面の画像素材がないので攻略本の写真です

ただその一方で
兄とその友人が、このボスに挑む時に(小人状態でないといけない)と勘違いをしてしまった理由も分かりました
この【まどうしハイン】と戦うよりだいぶ前に、小人の姿になって、小さな小さなダンジョンに入って、巨大なネズミと戦う、というとてもファンタジックなシーンがあるんですね
それがとても、小人の特性を理解した上で戦わないといけなくて、すごく楽しくて
きっと兄とその友人は、このシーンがとても楽しくて印象的だったから、ハインの城に潜入する時に一時的に小人にならないといけない箇所で、ずっと小人じゃないといけない! って、ふたりして勘違いしてしまって、あんなことになってたんだなあ…
なんかそれ、めっちゃいいよな、楽しそうだな、と
十何年後にやっと、邪魔して悪かったなと反省する気持ちがわいてきたのでした

でもやっぱり自分の見立ては間違ってなかったし、DS版とはいえ初見で撃破しましたけどね自分は。という気持ちもそのままなのでした

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