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女風のつながり

便利なツールは不便
いつでもどこでも連絡がつく
24時間繋がれることがセラピストと客にとってハイリスクハイリターン

会えない時、客は客でしかない
会わない時間、セラピストはセラピストじゃなくなる
買われた時間外は誰のもの?

会えない時間が愛を育てる
客はセラピストとの甘い時間を思い出し思いをはせる
セラピストは新しい客と甘い時間、あるいは仮面を外して一時の休息

女は思いをしたため、連絡を送る
男は野望を抱え、女の思いをおざなりにする

二種類のセラピストがいる
自分のために働く
客のために働く
見極めたければ雑談DMを送ればいい

前者は
どこまでも自分を優先して貫く
客への愛は自分への愛
コミュニケーション能力が乏しいことが露呈して客を失うことを恐れている
リスク回避のための保身

後者は
客を優先することが自分の願い
客への愛は自分への愛
コミュニケーション能力に優れていることで客が獲得できる
愛を示すことができるチャンス


どちらにしても
それは仕事への愛であり、男女の愛ではないのだが
客側の要望はエスカレートしていく
仕事としての愛を都合良く受け取り変換し病んでいく
女は子宮で考える生き物
やっかいな愛すべき女神たち

セラピストを名乗るなら
客のために仕事への愛を持って雑談DMに応えてほしい
理由や言い訳はいくらでもある

女を愛し仕事を愛し自分を愛しているのなら返事をするはずだ
客は待っている
一日、三日、1週間…ひと言でいい
完璧な返事なんて期待していない片手間でいい

例え短期的に失敗の返答でも長期的には返事があることが成功なのだ
継続は力なり
目先の結果で一喜一憂していたら続かない

客だってわかっている
その愛はニセモノだと
女として愛されてないことを
それでも客として愛されたいのだ

返事をしないセラピストを私は選ばない


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