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三鷹市吉村昭書斎、まだ入ってないから早く行きたい

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2023年7月。工事が始まった三鷹市吉村昭書斎予定地。猛暑でした

吉村昭が好きなまま2024年春を迎えた

吉村昭が好きですわぁ!天に向かって宣言します。

私が吉村昭を知ったのは、20代のころ職場の上司が話した「吉村昭の『関東大震災』を読むといいですよ」という言葉でした。

聞くと、彼の学生時代には「吉村昭ブーム」があったそうなのです。

その上司は文武両道で朗らかな方。部下たちとは屈託なく話し、なにか問題あれば上役へも率直に意見する。日本酒と妻と家庭を愛し、仕事のできる人でした。

でもだからこそ当時の私は吉村昭を読んでいませんでした。
「会社でできる男がすすめる吉村昭の本」= 眉ツバものだったからです。

もちろんそれは完全な食わず嫌いでした。

思い返すとその方にはとても申し訳なかったと思います。現在の私は吉村昭の大ファンなのですから。

ただし私は「会社組織でうまくできる男」がとても苦手で、そういう方たちの趣味嗜好は自分にはとても合いませんと門前払いしてしまうのです。

思春期から今までこの姿勢は一貫して変わりません。
おかげで、人生これまでに数々のチャンスや利得を逃してまいりました。

荒川区の「吉村昭文学記念館」に続き「三鷹市吉村昭書斎」が2024年3月に開館

開館前は現場に2回も見に行ったのに、開館してから行ってない

2024年3月に開館した「三鷹市吉村昭書斎」(三鷹市井の頭3-3-17)は、井の頭に住んでいた吉村氏が仕事場にしていた書斎です。
ご家族から寄贈されたものが移築公開されました。

2023年。真夏の井の頭公園を抜けて
吉村昭書斎予定地に到着
2023年夏は工事中だった。現場を撮る
2023年7月の工事中表示を撮る
昨夏は暑かったね。
京王線と空がきれいだな

ところで「吉村昭記念文学館」(荒川区荒川2-50-1)も、あります

「吉村昭記念文学館」は、吉村氏の出身地荒川区にあります。
都電荒川線にゆられて荒川2丁目駅からすぐの荒川区立図書館・ゆいの森あらかわ内にあります。入室無料。

ここはいいですよねえ。長居してしまう。
館内にはカフェ・ド・クリエもあります(クリエ大好き)

ああ!
なので、井の頭に開館した「三鷹市吉村昭書斎」にも早く入ってみたいです。

おわりに

吉村昭のおすすめ作品をご紹介

『長英逃亡』吉村昭/著、1983年

蘭学者・高野長英(1804-1850)の話。
江戸末期。蘭学とオランダ語に精通していた高野長英が伝馬町牢屋敷で囚われの身になって5年。とうとう放火脱獄をする。その後の数年に渡る長英の逃亡生活を、吉村昭の筆が追う。

大好き井の頭公園駅
漫画「東京大学物語」読んでました
吉村昭書斎を見るとき、また行くねーー!

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