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やるべし!トークイベント

先日、小さいトークイベント「Gyoda Fun Meeting」を開催しました。1月にお試し開催をして、今回が1回目のカウントでした。

Fanなのに綴りを間違え、直そうかなと思いましたが、ファンを強要するよりは楽しいミーティングのが良いのでFunのままにしました。
さて初開催のファンミ、初回のゲストは市内にあるちょっと変わった(?)町の本屋さん「忍書房」の社長・大井さんと、川越市民だけど2009年以来ほぼ毎週末行田市に遊びに来られているブロガーのときいも©でした。

ときいも©はブロガーでほぼ顔出しされていないため、あんまりときいも©来るよ!と宣伝するのも…と思い、初回だけど宣伝は少なめにしました。その代わり、興味ありそうな方には事前にお声掛けし、結果6名ほど濃いメンバーが集まりました。

お話いただく内容は完全にゲスト任せでした。
ひとりではなく、誰かと一緒に聞くことで、自分からは出てこない質問が出てきてその応えが聞ける。それにより、より深いお話が聞けました。

忍書房 大井さん

トークはまず忍書房の大井さんから。忍書房さんは現在2代目なので、歴史的背景のスタートがお父さんの時代で戦後からでした。プチファミリーヒストリーですね!家業だけど継ぐ気もなく出版業会で働き、満足していたということで。きっと今は亡きお姉さんのほうがお店を続けたかったんだろうな、と思いました。やってみたら本屋さんが楽しかった、という大井さん。楽しいことの近くで生きるって良いですね。

お店はなんだか普通の書店とは違って、その土地ならではの忍城の絵の書皮と、webメディアへの書評など寄稿と、リトルプレスの本があったり、そして映画のロケ地に選ばれたりと。何か特別な話題がちょこちょこある小さな書店です。
一昨年、火事で焼失した店舗兼住宅が、暖かくなる頃にはまた再建するということで、新たな忍書房を今から楽しみにしています。前は「10年できれば…」とおっしゃっていましたが、お話の中では「できれば20年」というお言葉も聞けました!10年でも20年でも、どうやって在れば良いか、みんなで模索していきましょう。

一緒に話を聞いていた、本を使ったコミュニティをつくっているめっけとしては、さすがZ世代なだけあり本屋さんで書店員さんに本を紹介してもらいたいと考えているようでした。この感覚はまだマイノリティだと思うのですが、若い方たちから増えていくと思うんです。なんでもスマホや検索機で検索できるのが普通の世代にとって、アナログな人を介したこと(選書など)に特別の価値があるんでしょうね。私もそう思います。

ブロガー ときいも©

ゲストのもうおひとかたはブロガーのときいも©。それまで群馬県へ遊びに行っており、行田市はスルーしていたとのことですが、テレビでゼリーフライ(さかもと)を見て、職場にいた行田人に行田の話題を振ったことがきっかけだったそうです。最初は「あんなんわざわざ食べるものじゃない」とよくある地元民の謙遜が返ってきたそうですが、それを機にちょこちょこ行田情報を教えてくれるようになり、行ってみることにしたそう。
それ以来、「さきたま火祭り」に「蔵めぐり」にと、市内に何かしらあることを発見するために、1日で回りきれず何度か繰り返し通うことになったそう。2010年には次の年に公開予定だった「のぼうの城」のPR隊が結成されたこともあって、ときいも©的には「行田がブレイクした!」と思ったそうです。なんだかときも©、座敷わらしだなぁ。笑
当時はときいも©のようにコンスタントにブログを更新する人っていうのは行田周りでは珍しかったし、何度も訪れて情報がちゃんと補足されていくのも素晴らしかったです。今もTwitterで同じように発信をしてくれていて、行田市民よりよっぽど行田を知っているといっても過言ではないです。
そうそう、私が牧禎舎の(というより行田情報の?)メインの発信をTwitterにしたのもときいも©がいたからなのです。行田好き、行田情報を求めている人がTwitterに集まっていると感じたのです。

ときいも©としては、何度も訪れ、市内を転々と巡るためには無料駐車場があったほうが気軽だったということで、何度も行田に訪れることができるのは「駐車場」かな!?という結論に。正直、苦笑いですが!でもそれは自分でも妻沼へ行くときにあれだけ観光駐車場があるのはとても気が楽なので、よく分かります。

その上でこれから後期高齢者が増え、車に乗らない人が増えていくことを考えると、これからもっと駐車場を増やす、ということよりも車に乗る人が減った時にどうしていくかを考えるのが大事かなと思いました。

そしてまちに多様性があるのはとても良いことなんだな、って。それぞれ個人がやりたいことをやって、お店なり、お祭りなり、続けていくこと。
いきなりまとまって何かをやろうとせず、まずはひとりひとりの動機と一歩だな、って。それが多様性を生むんだろうな、と。

これから

ちょっとこの日は風がすごくて寒すぎて…その場で雑談ってかんじではなかったもので、終わったあとはお借りしたいと思っている物件へ移動しました。まだ私の考えていることをお伝えしてなかった方も来られていたので、内覧楽しんでいただけたかな。内覧て楽しいですよね。笑
建物内のが風がなくてかなり話しやすく、ついでに次回のふたりめのゲストも決まりました!

それにしても久しぶりに行ったら穴とかが気になってきました。そのうち応急処置で塞ぎたいです…

以上が記念すべき初回のファンミでした。
終わったあとTwitterを見たら、通りかかって気にしてくれてた方もちらほらいらっしゃって。次回は寒くなかったらぜひ一緒に参加を^^

今後もつづけながら徐々に人の対流が生まれるといいな、と思っています。いろんなことや、ひとや、思いが入り混ざって、人を知ることから何かが始まって行ったら。何が始まってほしいのかは分からない。分からないけど何かワクワク楽しいことがきっと生まれてきそうだなぁって予感がするんですよね。

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