２７歳の時にオランダのアムステルダムに１ヶ月間出張で滞在したことがある。
勤めていた会社のオランダ支社がアムステルダムにあったからだ。
担当者のマルコさんは僕と同じ歳の営業マンだった
マルコさんは１年前にこのオランダ支社に転職した
前職は舞台の照明係の仕事をしていたと言った。

マルコさんとランチを食べていた時、マルコさんは
照明係の仕事をしていた時の話しをしてくれたのだが、その中で、本当かどうか分からないが面白い話しをしてくれたので紹介したいと思います。

人間は利き目が何方かの関係なく、真ん中から左側に見える物は不安定で印象深く見え、真ん中から
右側に見える物は安定して落ち着いて見える。

例えば、舞台で最初に登場する人物は舞台の左側から出て来ることが多い。これは右側から出て来ると
観客に気付かれない場合があるから。
確かに、僕が子どもの頃のテレビのバラエティ番組の代表だった８時だよ全員集合で、最初に登場する
いかりや長介さんは、いつも舞台の左側から登場した、そして、他のドリフターズのメンバーは舞台の右側から登場した。

例えば学校で、先生から見て左側の生徒たちは授業中にふざけていると見つかりやすいが、右側の生徒たちは見つかりにくい。

恋愛の場合、
彼の右側にいる女性は、彼を何時でも注意して見ていて、絶えず何かをしてあげようとしている。
しかも利き手の右手を何時でも自由に使えるようにしている。
つまり、彼よりも彼女の方が積極的。
彼の左側にいる女性は、彼と一緒に居ることで安心したいと思っている。
そして、利き手は彼側にあって自由に使えないから
彼に何かをしてもらおうと思っている。
つまり、彼よりも消極的。

僕がマルコさんに、本当？と聞くと
マルコさんは、僕の周りの殆どの人たちはこの原理に当てはまると言った。
そして、こうも言った。

道路を一緒に歩いている時は、男が車道側を歩くから分からないが、ショピングセンターみたいな所で
一緒に歩いている夫婦を見ていると面白いよ。
奥さんが旦那の右側を歩いていたら、その旦那は
奥さんに頭が上がらないということだからね。
いい暇つぶしになるよ。
と言って笑った。

僕の奥さんは僕の左側にいつもいる。
ところが中学生の時付き合っていた２年学年が上の彼女はいつも僕の右側にいた。
僕の友人知人の夫婦やカップルを見ていると、この原理に当てはまる。
僕は個人的にこの原理は正しいかもしれないと思っている。

この記事を読んでくださっている女性の方へ
いつも彼やパートナーの右側にいますか？
それとも、左側にいますか？
この記事を読んでくださっている男性の方へ
いつも奥さんやパートナーは、自分の
右側にしますか？ それとも、左側にいますか？