原題: ORGY OF THE DEAD（1965、アメリカ、91分）
●原作・脚本：エドワード・D・ウッド・Jr.
●監督：A・C・スティーブン
●出演：クリスウェル、パット・バリンジャー、ファウン・シルバー、ウィリアム・ベイツ

ティム・バートンの『エド・ウッド』は観たことあったけど当のエド・ウッド監督作品は観たことがなかったから、教養（？）として観てようかなということで鑑賞。

カルト映画としての評価は承知で観てみたが、、、ウ～ム。これは映画なのだろうか？？

延々と裸の女が踊っているだけ。

まさかここまで酷いとは・・・・・・。

パロディポルノAVの、ストーリー部分を無暗に引き延ばしてポルノ部分を消した感じというか…。

高速道路の高架下に書かれた意味のない落書きと、その下に捨てられて泥水で濡れたエロ本を離れたところからただただ90分眺めていたような徒労感と虚脱感が残っている。

DVDを購入しようとすると新品定価で3,950円（U-NEXTでも観られますが）。

ちなみに同年1965年に製作された他の映画を見てみると・・・『サウンド・オブ・ミュージック』は1,650円。『ドクトル・ジバゴ』が1,200円だった・・・・・・。

そして途中で気づいたが、エド・ウッドは原作と脚本のみで、監督は別人だった。

必修教養科目だから仕方なくクソつまらない講義を受講したと思ったけど、実は必修じゃなかったみたいなショック。

世の中には色々な映画があるんだな、ということが知れたという意味では勉強になった。